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水戸宿泊交流場「アーティスト・イン・レジデンス」を開始。初の入居者は茨城県取手市在住の東京藝大大学院生

-滞在中に発見した茨城の魅力を作品に。5/26(木)-29(日)に展示会を開催-

みなさんこんにちは。水戸宿泊交流場のあすかです。
いつのまにかオープンして2年目を迎えた今日このごろ。最近は長期滞在利用の方や、東京から仕事で来ていて利用してくださる方など「茨城にゆかりがなかった」方の滞在が増え、お話するのがとても楽しいです。

そんな2年目突入のタイミングに、水戸宿泊交流場は新たな取り組みとしてアーティスト・イン・レジデンスを開始することになりました!

初の入居者は茨城県取手市在住、東京藝大大学院生の鈴木真緒(すずき まお)さん。5/26-29には滞在中に制作した作品の展示会を開催予定です。

※アーティスト・イン・レジデンス:
アーティストが一定期間ある土地に滞在し、常時とは異なる文化環境で作品制作やリサーチ活動を行うこと。またはアーティストの滞在制作を支援する事業のこと。AIRの実施目的としては、優れたアーティストの創作・生活支援、地域文化の振興、異なる文化を持つ国や地域とアーティストとの交流、情報や人的ネットワークの促進といった利点が挙げられる。

引用:美術手帖(https://bijutsutecho.com/artwiki/17

本日は、アーティスト・イン・レジデンス×水戸・茨城への想いや、入居者の真緒さんについて紹介していきたいと思います!

■アーティスト・イン・レジデンス×水戸・茨城への想い

水戸宿泊交流場は、2021年の4月より水戸の下市エリアにオープン。当初、水戸芸術館や茨城近代美術館、笠間日動美術館など、実は楽しめる建築芸術施設が水戸近隣エリアには多く存在し、交流場を拠点に場所を回っててほしいという思いを抱いておりました。

今回のアーティスト・イン・レジデンスを通して真緒さんには近隣の建築芸術施設を周ってもらうことはもちろん、ご近所のハミングロード商店街や、水戸街あるきへの参加といった「街」「建物」「人」に触れる中で、新たな水戸・茨城の魅力を発見してもらえたら嬉しいです。

また、街の方々にも真緒さんとの会話や、滞在中に制作した作品の展示会を通して、“いい意味で暮らす街の違う景色”に触れてもらえればと思っています。+@な気づきや視点を得たりと、街の方々の“あたらしい◯◯が生まれるきっかけ”になることも期待しています。

水戸宿泊交流場オーナー 中村 彩乃

■入居者:東京藝大大学院生 鈴木真緒(すずき まお)さんの紹介

東京藝大大学院生 鈴木真緒(すずき まお)さん

鈴木真緒(すずき まお)
1997年兵庫県神戸市生まれ。2021年、金沢美術工芸大学美術工芸学部油画専攻卒業。同年東京藝術大学美術研究科修士課程絵画専攻壁画第2研究室 に進学、在学。モザイク画やフレスコ画といっ た壁画の技法を用いて制作を行う。主な展示に「molt」神戸アートビレッジセンター(神戸市/ 2017)

展示・受賞歴
2017 年 グループ展「MOLT」(兵庫県 神戸アートビレッジセンター)
2020 年 第18 回 芝田賞 受賞 (金沢美術工芸大学)
2021 年 卒展セレクション 2021 入選・展示 (石川県 アートグミ)
2021 年 モザイク展 2021 入選・展示  ( 神奈川県 横浜市民ギャラリー)
2022 年 第 16 回藝大アートプラザ大賞 入選・展示 (東京都 藝大アートプラザ)
2022 年 春・うらら女性作家展 (東京都 ギャラリーカフェ アルル。)

作品例

「recall 」
2020年 900*1240*10mm 
モザイク,XPS・木材
「ephemera #1」
2021年 500*1010*940mm
モザイク、セメント・石材・XPS・ガラス
「庭園」
F3号
油彩、キャンバス
「冬景色」
F8号
油彩、キャンバス

真緒さん Instagram

■水戸宿泊交流場を知ったきっかけと意気込み

知ったきっかけ  
水戸宿泊交流場のオーナーの中村彩乃さんが私のアルバイト先の喫茶ギャラリー「そよや江戸端」 で行われた展示に訪れてくださったのがきっかけです。江戸端は水戸宿泊交流場と同じく、古民家をリフォームして作られ、人と人を繋ぐ場であるという共通点に興味を惹かれました。また、 私の住む取手市と同じ茨城県に位置していてアクセスもしやすく、ぜひ訪れたいと思っていました。

アーティスト・イン・レジデンスをしてみようと思った理由と意気込み
 2021年春、東京藝大大学院進学に伴って、キャンパスのある茨城県取手市に住むことになりました。学校やバイト先と家の往復に勤しんできた私は、あと1年でこの土地を去るにはあまりにも茨城県について無知でした。そんな私にとって水戸宿泊交流場の場所やコンセプトはとても魅力的で、特にアーティスト・イン・レジデンスは水戸を拠点として茨城県を知れる良い機会になると思い参加させていただくことになりました。  

今年の3月に、新型コロナウイルス蔓延の渦中のために延期になっていた来訪がついに叶い、古民家の昔ながらの暮らしのかたちは守りながら、様々な場所に意匠が凝らされている水戸宿泊交流場を見て、初めてきた場所なのにどこか懐かしい気持ちになったのを覚えています。ここで生活をしながら制作をしたら、どんな作品ができるのだろうととてもワクワクしました。また、そうした下見や水戸宿泊交流場の皆さんとのお話を通して県内の現状に通じていくと、茨城県や故郷の気づかない魅力というものがいかに日常に隠れているかを考えさせられました。  

この滞在では私がたくさん茨城県を知ることはもちろん、そこで制作した作品を通して県内在住・出身の皆さんも知らないような魅力を見つけられる、そんなきっかけの1つになれたら嬉しい と思っています。

■滞在スケジュール

◎入居期間
・5/9(月)-5/27(金)

◎水戸宿泊交流場オーナープレゼンツ「アートツアー」を予定
・5/14(土) 
・案内する場所(3時間コース)
 ・水戸芸術館
 ・茨城県近代美術館
 ・千波湖
 ・偕楽園
 ・ (cafe raku)

◎水戸まちあるきを予定 (案内人:水戸出身かおりちゃん)
・5/16(月) 開催

◎展示会@水戸宿泊交流場
・日時:5/26(木)-5/29(日)  11:00-18:00
・場所:水戸宿泊交流場
 ※真緒さんは26日.27日の滞在となります

◎展示会@東京
・場所:そよや江戸端
・日時:調整中
※滞在終了後、東京でも展示会を予定しております

■展示会の概要

・日時:5/26(木)-5/29(日)  11:00-18:00
・場所:水戸宿泊交流場
・入場料:無料

真緒さんコメント
F3サイズのキャンパスをいっぱい持っていきます。水戸を含めた近隣エリア(滞在期間中に知れる場所)の風景を中心とした滞在記を作品にしていきます。

※真緒さんは26日.27日の滞在となります
※当日の詳細は改めて水戸宿泊交流場のSNSでお知らせいたします

水戸宿泊交流場SNS
TwitterFacebook/Instagram

盛りだくさんの内容になってしましたが、真緒さんのことを知っていただけましたでしょうか?ぜひ、みなさんオススメの水戸や近隣エリアの場所などを真央さんに教えてあげてください。コメントお待ちしております😉

5月末の展示会も今から楽しみですね!お時間ある方はぜひ、遊びにいらしてください。また詳細お伝えします🌟

最後まで読んでくださりありがとうございました。
またお会いしましょう◎


■水戸宿泊交流場とは
水戸宿泊交流場は、その地域に“暮らす人”と“訪れる人”が交流することであたらしい○○が生まれるきっかけのゲストハウスです。

宿泊:基本年中無休
コワーキングスペース:(木〜金)11:00-19:00
HP


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