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「家族4人で冒険に!」 MOTHER3ゆるゆる覚え書き① 【ネタバレあり】

憧れのゲーム MOTHER3がSwitchできるようになったので、大喜びではじめました。7歳と4歳の息子と一緒にわいわいやってます。
MOTHER2まで親子で履修済みです。(どせいさんとグミ族大好き)

現在プレイ時間4時間ほど。予想を超えた衝撃が多くて面白いので、忘れぬように記録。ネタバレありまくりです。
あと、記憶が間違っている可能性も大です。ご了承くださいませ。



予備知識なにもなしではじめました。

ギーグまた出てくるのかな?
出てくるならポーキーじゃない?
いや、MOTHERとMOTHER2は違う時代の話だし、3もまた全然違うかもね。
でも、どせいさんにまた会いたい…。
そだね。

なんて話しながらスタート。
最初にドット絵のキャラが出てきて、名前を決めます。

「こんかいは! あつが! しゅじんこうやりたい!!」
4歳次男の熱い主張。
MOTHER2では長男ちのが主人公だったので、今回は次男あつでいこうと満場一致。
双子のお兄さんが「あつ」
次に出てきた双子の弟を「ちの」に。
兄と弟が入れ替わってしまったけど、まあいいや。双子だってさ、きみたち。

で、次にお母さんとお父さんが出てきた。
お父さんはカーボーイハットを被ったダンディな感じ。ドット絵だけど、草刈正雄にしか見えない。

「お母さんがかーちゃんで、お父さんがとーちゃんね!」
かーちゃんととーちゃんの名前を入力。さくさく決まる。
(ここでの表記は名前じゃなくかーちゃんとーちゃんにしときます)

「双子になった以外はうちとおんなじじゃん!」
「今回は家族四人で冒険できるね!」

わくわくが高まっていく。

あとこの段階でなに決めたっけ?
そうそう、好きな食べ物を聞かれて「ギーグポッキー」にした。
MOTHER2の敵キャラ二人を合体変形して好物にするという子供らのアイディア。 語感もいい。

舞台はおだやかな田舎の農場。おじいちゃんちに遊びにきている母と双子。
動かすキャラは双子弟「ちの」。
(あれ? 一番に名前聞かれたから主人公は兄のあつかと思ったのに違った…。「あつじゃなかった…」と静かにショックをうける弟。にやにやする兄)

MOTHER3世界で、兄はやんちゃで弟は引っ込み思案な子のよう。(うちとは外面だと逆かな)
「ドラゴ」と呼んでいるドラゴン三匹(おとなしそうで可愛い)に、兄は体当たりをして遊んでいる。ドラゴがそうすると喜ぶらしい。

「Bボタン長押しで体当たりだよ」と兄に教えてもらっていると、突然威勢のいいタガメが勝負しろと乱入。体当たりでやっつける。
(MOTHERの最初の敵が電気スタンドだったことを思えば、タガメなんて想定範囲内さ)

バトル画面が終了し、何か負け惜しみを言っているタガメをやってきたかーちゃんがプチっと踏んでしまう。
あらま、という感じで話は次に進んでいく。

(怒涛の展開が続くので私はすっかりタガメのことなど忘れていた。
「あのタガメさぁ、自分のお店に来いって言ってたけど死んじゃったのかなぁ」とお風呂の時に長男が言ったので思い出した。

そしてMOTHER2の冒頭で出てくるブンブーンのことも思い出した。
ブンブーンもちっちゃな虫だけど、主人公を冒険に導く大事な役割。一緒に少し冒険し、さあこれから本格的に旅立とう!という瞬間に、悪しき隣人ポーキーの母に踏み潰されてしまう。
ブンブーンのあっけない死はショックだった。ポーキー母を憎んだ。

が、今回、意図的に似た構図にしているのだろうタガメにはなんの気持ちも起きなかった。踏み潰したかーちゃんにも。
ほんの少し一緒に旅し、会話し、こちらを尊重してくれただけでブンブーンに愛着がわいた。急に現れたタガメのことはどうでもいい。
実に自分勝手で人間らしい感情があるのを自覚した)

かーちゃんが作ってくれたおいしいギーグポッキーを、おじいさん(母の父)と双子で食べる。平和。
夕方にはとーちゃんの待ってる村に帰るそうで、その旨をかーちゃんは手紙に書いて伝書鳩でとーちゃんに送る。
その手紙の内容が幸せすぎて不穏……なところで場面転換。

森、大火事。豚の覆面をつけた二人が爆弾で火をつけているよう。

村にいるとーちゃんの視点に変更。
ここからはダンディで無口なとーちゃんを動かす。
(ちなみに我が家のとーちゃんは口うるさい)

山火事で取り残された人を無事救出。
ほっとして帰宅すると、妻からの手紙。
森を通って帰るはずなので安否を心配し、村人みなで再び森を捜索。
不安でシリアスな雰囲気になってくる。
(かーちゃんのギーグポッキーは美味しいともよく言われる。レシピ教えてもらうって人もいた。私も知りたい…一体どんな食べ物?)

切り立った崖にドラゴの爪痕と、かーちゃんの服の切れ端が見つかる。
「……かーちゃん大丈夫?」
次男が不安になってくっついてくる。
「大丈夫でしょ。これから合流して、みんなで冒険するんだから」
と、私はこの時点では自信満々で言っていた。

川に流されていた双子を救助!の連絡が入り、とーちゃんは双子と再会。
焚き火の前で布に包まれ震えている双子。
かーちゃんのことをしゃべれる状態ではない。

そこに「いいニュースと悪いニュースがある」とやってきた村人。

「いいニュースから話させてくれ」と言うので聞いていたら、
「ドラゴの牙が見つかった。これで最強の武器がつくれるぞ」と。
で、悪いニュースは「その牙はかーちゃんの心臓に刺さっていた」だと!
(なんとデリカシーのない伝え方……)

「うそー!! かーちゃーん!!」
「死んだ?!?!」
「心臓刺さってたらもう無理だろ…」
画面の外で親子でわたわたした。

で、この知らせを聞いたとーちゃんのアクションが凄かった。
荒いドット絵なのに、感情が滲み出るような動き。そこだけ映画を観たみたいだった。

肩を落とし、地面に跪き、四つん這いになり地面をグーで殴った。

落ち着かせ、慰めようとする村人に、逆上。
焚き火につかっていた火のついた薪を振り回し、二人倒してしまう。
子供の近くにいた女性は、父と子の間に入り、その情景を子供に見せないようにする。

そしてとーちゃんは、牢屋に入れられた……。

「とぉーーーちゃーーーんん!」
「やばい、とーちゃん、あばれすぎ!」
あまりの展開に唖然とする息子ら。

「ちの、あつ、もしかーちゃん先に死んじゃったら、とーちゃんを慰めてあげてね。もし殺された時も、とーちゃんに復讐させないでね…」
私はとーちゃんの愛(ゲーム内の架空ダンディとーちゃん)になんだかしみじみしてしまった。

ということで、長くなってしまったのでひとまずここまで。
かーちゃんは死に、次回はとーちゃんの脱獄から始まります。

家族四人で楽しい冒険の旅に出られると思ったのになぁ。
さすがだよ、MOTHER3!!!









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うめがき たね
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