すべてがゼロだった僕が、コミュニティで輝けた5つの理由
こんにちは! ミッチーです。
僕は"仕事ではできないクリエイティブ"を楽しめるコミュニティ「マエデ(前田デザイン室)」に所属しています。
入会してから2年半(30ヶ月)が経過。いちメンバーとしてアクティブに動き回っているうちに、いつしかコミュニティマネージャーになり、リーダーも務めるようになっていました。
そして2024年6月でリーダーを卒業。たくさんの人に支えられ、感謝の気持ちでいっぱいです。
数えてみると30ヶ月のうち、22ヶ月をコミュニティマネージャーとして(リーダーとしては15ヶ月)過ごしていました。すごい!
そうした行動力が評価され、オーナーの前田高志さんにコミュニティマネージャーのプロとして認めていただけるほどになりました。
そんな僕も、入会したときはすべてがゼロからのスタートでした。
はじめてのオンラインコミュニティ
知り合いゼロ
SNSのフォロワーゼロ
専門知識ゼロ
などなど…ゼロづくし。
プロフィールアイコンすら無く、X(Twitter)やnote、Facebook、Discord、Zoomといったコミュニケーションツールもマエデに入ってから使い始めました。
そんなゼロの状態から、プロとして認められるほどにアクティブに活動できたのはなぜか? それには理由があります。
僕が心がけてきた「5つのマインド」があったからです。
これはマエデだけでなく、学校や職場など、あらゆるコミュニティで意識してきたことです。そのため、仕事でもプライベートでも、オンラインでもリアルでも、どんな環境でも活かせる考え方だと思っています。
ということで今回のnoteでは、コミュニティを思いっきり楽しみ、輝くための「5つのマインド」を具体例とともにシェアしたいと思います。
せっかく新しい場所に飛び込むなら、何かを掴みたいし、思い切り楽しみたいですよね。これを意識すると、たくさんの人に認められ、動きやすくなり、自分の居場所を作ることができますよ!
ぜひ最後までご覧いただけるとうれしいです!
マインド① 相手に向き合う
5つのマインドの一つ目は「相手に向き合うこと」です。
昔、勤めていた会社で教わった忘れられない言葉があります。
めちゃくちゃいいお話で、一見すると簡単なことのように思えますよね?
でも、実践できている人はほとんどいませんでした。逆に言えば、これができるだけでコミュニティ内で良い意味で目立つ存在になります。
上記は対面でのコミュニケーションの例ですが、オンラインでのテキストコミュニケーションでも同じことが言えます。テキストでは物理的に体を向けることはできませんが、挨拶をする、お礼の言葉を伝える、きちんとコメントを返す、「いいね」を押すなど、何かしらの方法で向き合っていることを形にすることができます。
心の中で思っているだけでは向き合ったことにはなりづらい。そのため、僕自身もマエデでは「いいね」やコメントはもちろん、色々な方法で相手への関心を形にしてきました。
例えば自己紹介のご挨拶では、お一人おひとりの書き込みをしっかり読み、その方に向けたメッセージを返信するように心掛けました。
集団(学校・会社・グループ)を相手にする場合も同様です。
自分が参加するコミュニティに関心を持つこと。例えば僕はマエデの公式noteなど、閲覧可能を情報を調べ回り、マエデの歴史や文化を積極的に知るようにしていました。
まずは自分から相手に積極的に関心を示すこと、これがコミュニティに溶け込むための第一歩だと思います。
マインド② 自分の意見も尊重する
次に「自分の意見も尊重すること」です。
新しいコミュニティに参加する時、そこに関心を持つこと、知ろうとすること、文化を尊重することはとても大事です。ただし、気をつけないと与えられるばかりになってしまいます。
相手の意見を尊重しつつ「自分はこう思う」という差異を示すことが大事です。そうすることで意見交換が活発になり、信頼関係が生まれ、お互いをアップデートしていける関係になれます。
自分だからこその価値が絶対にあります。
例えば僕は洋菓子工場で働いている人で、デザイナーではありません。では、マエデ(前田デザイン室)というデザインをメインテーマとしたコミュニティで価値を示せないのかと言うと、そんなはずはないと思っていました。
実際、マエデはデザイナーだけではなく様々な人が在籍しています。カメラマン、イラストレーター、プログラマー、税理士、主婦など。職種も年齢も住む場所もそれぞれです。
ものをつくるためにはデザイナー以外も力も必要でしょうし、何より新しい価値を生み出していくためにはこれまでにない視点が必要になるからです。
そこで僕はイベントの情報をスプレッドシートでまとめたり、ツールを更新したり、ライティングや情報発信をがんばったり…。ほかのメンバーがあまりやっていなかった角度からコミュニティを盛り上げていきました。
そして自分を尊重することで、自分とは異なる他人の意見も尊重することができるようになります。だから臆せず、マインド①(相手への関心と敬意)を持った上で、どんどん意見を交換し合えばいいんです。
マインド③ 偶然を大切にする
三つ目は「偶然を大切にすること」です。
ご縁を大切にすること、と言い換えてもいいかもしれません。食べ物に例えると、出された料理をまずは「うまいはず」と思って、食べてみること。
僕はマエデに入って、雑誌を作ったり、コミュニティマネージャーを務めたりしました。けれど、雑誌を作りたい、コミュニティマネージャーになりたいと思って入会したわけではありませんでした。
入ってみると、全く知らない世界が広がっていた。
そこにたまたま雑誌を作るプロジェクトが動いていた、たまたまコミュニティマネージャーのポジションが空き、声をかけていただいた。そういった良い意味での偶然に対して、まずは食わず嫌いせずに一生懸命取り組んでみた。
その結果、コミュニティマネージャーではリーダーに、雑誌制作プロジェクトでは副編集長を務め、今につながっています。
ほかにも、ライターを募集していたのでやってみた。クラウドファンディングなんて自分とは違う世界の話だと思っていたけど挑戦してみた。という行動の連続です。
「やったことないから…」「もっと詳しく調べてから…」と、確実なチャンスをずっと待っていたら何もできていないと思います。
もちろん、絶対にやりたくないことは避けがほうがいいですし、やりたいことが明確に決まっている場合は、どんな障害も跳ね除けて一直線に進むのも良いと思います。そうでないなら偶然を味方につけ、「うまいはず」と思って食べてみるのもアリだと考えています。
学校や会社でも、自分のやりたいことだけが目の前にあるって状況はなかなか無いですよね。そういった状況で楽しむためのマインドでもあります。
そうして動いているうちに、気づけば面白い場所に立っていたということもありますよ!
マインド④ なんでもやろうとしない
マエデではとにかく色々なことに挑戦しましたが、選択肢を無闇に広げないこと、網羅的にならないようにすることも強く意識していました。
すなわち「なんでもやろうとしないこと」、これが四つ目のマインドです。
山のようにコンテンツがあり、イベントがあり、個性豊かなたくさんの人がいて…何かやろうと思えば無限になんでもできちゃう環境に身を置くと、得てしてなんでもやろうとしがちです。
僕は大学生の時、スキーをやっていました(突然の回想)。上手くなりたくてコーチや先輩からたくさんのコツを教えてもらいました。スキー板の操作法、ストックの構え方、道具の選び方まで…。では、その中で一番役に立ったアドバイスはなんだったか?
それは「自分に合わないアドバイスは捨てるように」というものでした。
山のようなアドバイスを全部実行するなんて無理があります。人によって合う合わないもあります。そこで取捨選択し、まずは特定のアドバイスに集中できる人がどんどん上達していきました。
ものづくりの場合も同じです。あれもしたいこれもしたいで、ついついすべて実行したくなる。結局収集がつかなくなり、アイデアだけで終わってしまうことが日常茶飯事です。
やらないことを決め、有限の時間の中で、予算の都合の中で完成させる。マエデの活動を通じ、制約を含めて行動をデザインすることが肝要なんだと改めて痛感しました。
マインド⑤ あきれるくらいにしつこくやる
ここまで4つのマインドをご紹介してきました。
① 相手に向き合う
② 自分の意見も尊重する
③ 偶然を大切にする
④ なんでもやろうとしない
最後のマインドは、「あきれるくらいにしつこくやること」です。
①〜④のマインドにもとづく行動を、1回・2回だけ、短期間だけ、最初だけがんばりましたという程度だと効果がありません。継続して行い、習慣にする。場合によっては数ヶ月から数年をかけて取り組む必要があると思います。
それぐらいやってはじめて思いが伝わる。
あきれるくらいのしつこさが熱量、愛になって伝播し、周りの人に本気だとわかってもらえます。
例えば僕はコミュニティで使うツールの更新を自主的に担当し、795日間、毎日欠かさず続けていました。その結果、「この人は本気でやり切れる人なんだ」「本当にマエデが好きなんだ」「(良い意味で)ヤベーやつ」という評価を得られました。
マインド③の偶然を大切にすることにしても、自分にとって最高の偶然が真っ先にやってくることはほぼありません。
挑戦しては違ったかなと思い、挑戦しては失敗し、「次こそ!」というのを粘り強くやって、ようやく「これだ!」という境地に辿り着けると思います。
ゼロから一歩を踏みだすきっかけに
なぜ、すべてがゼロだった僕が、コミュニティで輝くことができたのか?
それは「5つのマインド」をしっかりと実践したからです。
理由① 相手に向き合ったから
理由② 自分の意見も尊重したから
理由③ 偶然を大切にしたから
理由④ なんでもやろうとしなかったから
理由⑤ あきれるくらいにしつこくやったから
もちろんそれには素晴らしいコミュニティの存在が前提にあります。
マエデ(前田デザイン室)のおかげで、たくさんの良き出会いと経験に恵まれました。心から感謝しております。いつもありがとうございます!
僕自身、未知への挑戦が怖いと感じることはもちろんあります。
ただ、それ以上にあの一歩を踏み出して本当に良かった!と思うことがたくさんありました。だからこれからも、「5つのマインド」を胸に動き続けていきたいと思います!
noteをご覧の皆様、最後までお読みいただきありがとうございました!
新しい場所に飛び込む時や、新しい挑戦を始める時など、このnoteを思い出してもらえるとうれしいです。
この「5つのマインド」が、ゼロから一歩を踏みだすきっかけになれば幸いです。
もしよかったらスキやフォロー、シェアなどしていただけるととてもうれしいです。それではまた次の記事でお会いしましょう!