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66.すきま時間にできる!人生を変える‘‘内省”という名のセルフコントロール


私は日頃から意図的に内省の時間を持っている。
‘‘私らしく”あるために必要不可欠で大好きな時間だ。


好きな場所で好きな音楽を聴きながらぼんやり考える。
目的地もなくただ散歩してみる。
オレンジの環状線に、下車せずぐるぐる乗り続ける。
自分の想いを言葉にしてみる。



内省が習慣化されたのは、私の中学生時代の原体験にある。



「周囲の期待に応えたい。」
そんな想いで幼い頃から頑張っていたが、中学受験失敗を機に
先生や大人の決めた正解を信じて生きることへの不信感が生まれた。
何が正解なのか分からない。自分の生きる目的が見つからない。
‘‘なぜ学校に行かないと行けないのか”について考える毎日だった。


毎日保健室に通い、‘‘教室に行けない”、誰にも本音を話せない孤独と不安に包まれる。そんな時に、辛さを吐き出す苦し紛れの手段として始めたのが書くこと”だった。



保健室の机で、養護教諭がくれる一杯の温かいお茶とともに、紙に自分の想いをひたすら書き連ねた。
自分ひとりだけ、誰にも邪魔をされない世界の中で、思うままに書き連ねる。

内省の時間が唯一自分らしくいられる心の拠り所。


これが私の内省の原点となった。

7年が経った今でも、書くことは続けており、内省の大きな手段である。
いくつか内省の手段を持っているが、共通しているのは‘‘目的を持たない”ということだ。


目的を持たず自分ひとりの時間をとることで生まれる余白の中で、
自由にその時の気分で、時間や空間を自分で自由に創りあげる。
正解などなくあなたのしたいようにしたらいい。


内省をしていると、
どこまでも行けそうな気持ちになる。
何にでもなれるような自信が湧いてくる。
日頃の忙しさを忘れられる時間である。


自分だけの世界観の中で、自分の時間を創る。
内省のあり方に正解はなく、自分自身をブラッシュアップすることができれば、内省の価値が自然発生的に生まれているのではないかと思う。


そんな内省の時間が私は大好きだ。


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翔子
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