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役に立たないことの大切さ
昨日と今日、エクセルを10時間×2日間する場に集う勉強会に参加している。
一方的な講義ではなく、少人数のグループに分かれて教え合いの学びスタイル。
二日間学び方という点で、講師の方が協調しておっしゃていたのが
”たわいもないこと、雑談の大切さ”である。
これは心理的安全性を作るためである。
心理的安全性とは、ハーバード大学で組織行動学について研究しているエイミー・エドモンソン氏が最初に提唱したとされる言葉『Psychological safety』の和訳である。
エドモンソン氏は、チーム内において対人リスクを取るのに安全だという認識がメンバー間で共有されている状態を”心理的安全性”と定義した。
かのGoogleも、2015年生産性を上げる要素として”心理的安全性”を高めることがもっとも重要であるという調査結果を発表している。
この心理的安全性、質問し合える環境をどれだけ創れるのか
こそが学びの質に大きく影響する。
心理的安全性は真面目な学びの場こそ必要なのだ。
役に立たないことこそがファシリテーションを促進する。
つい効率を求めるあまり、
役に立たないけれど大切なものを忘れていないか
この機会に自問してみたい。
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