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1年の締めくくりに、反省しないことにした。
1年の終わり、こと年末に、
振り返りや反省をすることがなんとなく通例になっている。
私も毎年この時期には、1年の初めに挙げた目標の振り返りや反省をしていた。
SNSに1月とその11ヶ月後に書くのがずっと続いていた。
けれど、
今年はもう止めました。
1年頑張ったことをただねぎらいたい
今年は正直、良いこと悪いことが色々あったのが理由。
大きなことで言えば、整理収納のプロとして動き出したこと。
他にもプライベートでは嫌なことやショックなことがあった。
その日々の中で、私は一つ一つに自省をしていった。
私の内向型な性格で、1日の中で何か引っかかりがあると、それが気になって振り返り、悶々とするところがある。
けして繊細さんではないが、
自分が"よろしくないこと"をしていないかが心配なんだろう。
毎日、頭の中で振り返りをする。
日記などに毎日落とし込む行為が苦手なので、頭の中で消化していく。
そんな状態が今年は多かったと思う。
一つの大きなできごとに対しての反省が毎日繰り返されて、ふさぎ込むこともあった。
自分のブランディングやら自己分析にも悩むし、
自分がどうしたいのか見失う感じもあった。
頭の中に疲労が詰む状態だった。
勿論、嬉しいこと楽しいこともあった。
癒しもあった。
が、私はやる気がない時はホントに腰が上がらないタイプの人間で、
脳疲労が抜けず、やる気のなさをこの1年の終わりまで引きずってしまったようだ。
だから、
今はもうただ、自分をねぎらいたい気分なのだ。
日々の中でもう充分振り返り反省してきたんだ。
反省なんてしたら、まだ引きずって年明けが暗くなる。
そう。
タモリの名言にもある。
仕事も何でも反省はしない。
反省ばかりしてるとバカバカしくてこれから先、やっていけない。
過去も振り返らない。
反省することは止めた。
ねぎらって、心を軽くして年明けを迎えよう。
という気分の年末である。
やる気もないから、大掃除もやりません。(これは毎年か)
2024年1月1日を機に、気持ちをスッパリ切り替えて。
実は、やりたいことも出てきた。
逆にやらなきゃいけないこともある。
そっちに向かうつもりだ。
うん、少しワクワクしてきた。
1年間お疲れ様でした
(某生ビールCM風)
タモリと言えば大御所感がありつつ飄々とした佇まいだが、
彼が言う何気なさそうな言葉は琴線に触れる。
力まないこと。
頑張らないこと。
受け流すこと。
そういった禅的思考は、
進化を目指す現代人に釘を刺す。
進化しすぎると度が超える結果にもならないだろうか。
皆さん。
反省して更に頑張ることはほどほどにしませんか?
来年も、どうぞ宜しくお願いいたします。