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【はざまさん】「健康」じゃない、でも「病気」でもない女性達
noteを初めて10日間。右も左もわからない中で20投稿をしました。
読んでいただいて本当にありがとうございます。皆さんの投稿も心に響きます。
前の記事は↓
私が伝えたいこと
「健康」じゃない、でも「病気」でもない”はざま”の女性達
“はざまさん”が、この社会にはたくさんいる。 このnoteでは女性特有の健康課題を抱える“はざまさん”に焦点を当てていきます。その第一として自分の10年前の闘病について記憶を頼りに投稿していきます。
そして今後はさらに、生理痛(PMS)、不妊治療、更年期障害、うつ病、女性特有のがん―― 「病気」と診断されないこともあるが、決して軽くはない、そんな悩みを抱えながら働く女性たちの声を届けけていきます。
“はざまさん”は、実在していて、実在していない
これからnoteに登場する“はざまさん”たちは、私自身の記憶以外は、実在の誰かではありません。 でも、実際に私が出会ってきた、多くの“はざまさん”の声が統合された存在です。 読者には、彼女たちに自分を重ねてほしいです。 あるいは、組織の中にいる誰かを思い浮かべながら、対話するように読んでもらえたらうれしいです。
“はざまさん”は、どこにでもいる
“はざまさん”は、多くの場合、組織の「健康な人」として振る舞っています。病気で休職するほどではない、または休職から復職していいと医師から許可がもらえている。しかし万全ではない。
彼女たちは、無理をして、頑張って、周りに気を使いながら、健康なフリをしている。
でも、その無理が続けば、やがて“はざまさん”は病気の側に行ってしまう。
それでも、企業は「健康な人」が多数いることを前提に成り立っています。
だから、“はざまさん”の存在は、見て見ぬふりをされがちです。
しかし、もう目をそらしている場合ではないでしょう。 定年の高齢化が進み、2 人に 1 人がガンになる時代。
「健康か、病気か」――そんな二極で分けられない人が、これからますます増えていくのだから。
“はざまさん”が活躍できる未来へ
もちろん、“はざまさん”が健康を取り戻せるのが一番いいのです。
でも、もしそれが簡単にかなわないのなら?
「健康であること」だけが、活躍の条件であってはならないと私は思います。人間は血統書付きの正解型が決まった動物を育成するブリーダーではないのですから。
“はざまさん”なりの働き方、生き方が、社会の中にもっとあっていいはずだと思うのです。
まずは、“はざまさん”の声を届けることから
noteの目的は、当事者である私を含めた“はざまさん”たちのリアルな声を伝えることにあります。課題に気づいたということは、私の”はざまさんの10年間に心の傷みがあったことを示しています。それをあえて、ほじくり返して書いています。
読者に、彼女たちの悩みを知ってもらい、 「そういう人が、すぐそばにいるかもしれない」と考えるきっかけになればいいなと思います。そしてそれは明日の自分かもしれない、そうも気づくのではないかと思います。
少しずつ、私にできることは本当に少ないのですが “はざまさん”が活躍できる未来をつくっていきたい、そう願っています。
そしてもし、読んでくれている人のなかで「私も”はざまさん”だ」と思う方がいたら、伝えたいです。
あなたはもう十分よくやっている。
自分なりの健康、そのなかでの活躍。
今日のあなたも100点ですよ。
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番外編「はざまにゃん」シリーズ
マガジンに過去の投稿を整理しました