ダルさと朝ごはんの関係
こんにちは。
ビバ☆エイジングで生きるオーバー50のkeicoです。
先日の記事で、”10代後半辺りはすべてのことがダルく感じられて
人生いかにしてラクに生きるか、みたいなマインドでした”
と書きました。
不良というわけではないけれど、授業をよくサボっていました。
ほぼ毎日、登校しようと思って家を出るけど、
駅で同級生に会うと学校へは行かずに
カラオケに行ったりしていました。
今思うと、これは立派な不良ですね。笑
見た目がヤンキーではなかっただけでした。
とにかく、その頃は生きていることがダルくて仕方なかったのです。
高校の同級生には”アンニュイさん”と呼ばれていました。
周囲がアイドルの話題とかで盛り上がっていても
興味がないのでまったく会話についていけず、
何を考えているかわからない、不思議な感じだったと思います。
まぁ実際には何も考えていないことが多かったですが。
その後、二十歳くらいになって、
友だちの影響でタバコを吸い始めました。
なんとなくクールだと思っていたのですが、
20代半ばで、ふと「美味しくない...」と思ってタバコをやめ、
それからは健康オタク路線まっしぐらでした。
タバコをやめて何が変わったというと、
①味覚が変わった
それまではわからなかった素材そのものの味に気づけるようになりました。
ご飯は味をつけなくても甘く感じられるようになって、とても驚きました。
また、お料理を口に入れると、どんな素材が使われているか、なども
なんとなくですがわかることが多くなってきました。
②食生活が変わった
それまで、朝食はとスニッカーズと缶コーヒー、
みたいな感じで、とりあえず眠気を覚ますことと
動くためのカロリーを摂ればいいや、くらいに思っていました。
でも、味覚が変わって食べ物の味がわかるようになると
食べることが楽しくて仕方ないと感じるようになりました。
③人生に対する気持ちが変わった
しっかりと食事を摂ることで、精神面にも大きな変化がありました。
”生きていることがダルい”という感覚は劇的になくなり、
自分のやりたいことを次々に実現していく行動派になりました。
幼少期は、好奇心旺盛で近所の男の子と
競うようにして遊ぶ活発な子どもだったのですが、
その頃のような自由で快活で怖いものなしのメンタルが
自然と戻ってきました。
それ以降は自分がやりたいと思ったことに対して
迷わず実行する決断力、行動力が備わりました。
*初めての1人の海外旅行で半年くらいヨーロッパを旅したり、
その次に訪れたニューヨークに住むと決め、
社会人をやりながら留学の準備を全部1人でやって
貯金をしてダンス留学を果たしたり、
帰国後に就職難、交際していた人や父親の他界、
リストラなど数々の苦労と挫折を味わいながらも
ヨガの師、アーユルヴェーダのドクターと出会い、
更に食事、肉体、精神面で再び自分を取り戻して
転職してベトナムのホテルでコンシェルジュになり、
また帰国してツアーコンダクターとなり
今度は仕事で世界各国を旅して回るようになりました。
(*以降の部分は長くなるのでまた後日書くことにしします)
10代の頃は生きていることがあんなにダルかったのに、
同じ人間が、どうしてこうも変わったのか。
栄養学を学び始めた今、思うことは、
朝ごはん抜いてたら力湧かない。
そりゃぁダルくなるのは当然ですね。
もちろん、朝ごはんだけでなく、毎日の食生活や
それ以外の自分に合った無理のない運動なども大切ですが、
思えば私は幼少時から低血圧で、朝起きるのが苦手でした。
小学校、中学校、高校と、朝ごはんを食べて学校に行ったのは
本当に数えるくらいしかなかったように思います。
なので、勉強が嫌いだったのも、もしかしたら
朝ごはんを食べていなかったからじゃないかな、と思います。
また、集中力がありませんでしたし、
授業はいつも上の空、
教科書はイタズラ書きのノートに使っていました。
もしも、お子さんがこのような特徴があるとしたら、
朝ごはんを抜くことが多い、
バランスの取れた食事を摂っていない、
ということが考えられると思います。
バランスの取れた食事、というのは、実は一定ではありません。
標準的、水準的なバランスというものは存在しますが、
あくまでも統計を取った人たちの平均値に過ぎないのです。
なので、この世に存在する一人ひとりに個性があるように、
栄養のバランスも人それぞれ黄金値は違うので、
そこはしっかりと把握する必要があります。
一人ひとりに個性があって見た目も違えば性格も違う。
それなのに必要な栄養は同じ、
なんてことあるわけないですよね。
また、栄養は摂るだけでなく、消化と吸収もとっても大事です。
もしも栄養は問題ないのに不調を感じている方は
消化と栄養がしっかりできているか気をつけてみてくださいね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。