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20、30代は無趣味だった私が、40代から多趣味になったワケ。
おはようございます。今朝も勢いで書きます。
私が20代~30代だった頃、趣味と言えるようなものは特になかった。読書は、その頃からよくしていたが、今のように楽しむというよりも、仕事で必要だから読むという感じだった。
あえて言えば、たまにジムでしていた筋トレやプールぐらいだろうか。週に一度も行けていなかったと思うが。
その頃は、仕事が忙しく、子供もまだ幼かったこと、それに住んでいたマンションの理事や理事長もしていて、趣味を楽しむ時間がなかった。
しかし、40歳になる直前だったと思う。大学時代に所属していたボート部の関係で、OBレガッタに出漕したことがある。そのときに身に危険を覚えるほどの体験をした。
何があったのかと言うと、ボートを漕ぎ終わり、陸にあがってからもしばらく視界がおかしくなった。また、酸欠状態が続いているのか、頭がボーっとするのが数時間も続き、なかなか回復してこなかった。太ももなど足や腕がパンパンなのは言うまでもない。
学生時代にボートで鍛えた体が、なまりきって衰えている。20代、30代の運動不足が招いた体力の低下に愕然としたのだ。そして、このままではまずい。体力は衰えていく一方だ。なんとかしなければ・・・。
その危機感もあり、またかねてより興味があったテニスを始めることになった。近所のスクールに入ったのだが、これが良かった。
実は、40歳になる前からテニスはしたいと思っていた。しかし、時間がないことを言い訳に始められないでいた。そんなことをある人に打ち明けたことがある。
その人は、未経験から40歳でテニスを始め、当時60歳くらいだったのではないかと思う。その人に「私もテニスをしたいと思っているんですよね。」と何気なく話したことがある。そこで、言われたことは今でも覚えている。
「味園さん、40歳の今はじめておかないと50歳になってからでは、もうできないよ。私も40歳で始めたから、今もテニスを楽しめているのだから。やりたいのであれば、40歳のいま始めた方がいいですよ!」
この言葉が後押しとなって、テニススクールに申し込みに行った。ここから、体を動かすことの楽しさを思い出した。
そして、テニスをしていて体力不足を感じ、ランニングをするようになった。そうすると社内でランニングを趣味にする人と出会い、一緒にマラソンに出場することになった。
それから、その頃から、いつか富士山に登りたいと思い始めるようになり、これも、いま登っておかないと登れなくなるかもしれないと思ったこと、それにテニスやマラソンをしていて体力に自信があったので、登ることを決断できた。
結果、5年連続で挑戦して、4度、登頂している。山頂でみた美しい景色はいまも覚えている。
さらに、筋トレをするようになり、力もついたので、大型バイクも難なく乗りこなせている。そして、バイクで海岸を走っていたときに、釣り人を見かけ、それがきっかけで今は釣りにもハマっている。
こうして、読書、筋トレ、バイク、釣りが趣味になった。テニスとランニングはお休み中。
ちなみに、取り組んだものの続かなったものが、ピアノとウクレレ。これは続かなかった。
楽器より、体を動かす方が私には良いようだ。
と、今思うのは、40歳のときにテニスを始めた決断が、今につながっているということ。テニスから釣りにつながっていると思うと、面白い。
40代以降は趣味も楽しんで、今日もステキな一日に。