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手を抜けるようになるということ。

おはようございます!今朝も勢いで書きます!

今年のプロ野球も日本シリーズの最終戦が近づいている。下剋上Vで、ベイスターズが勝つのか、それとも王者ホークスが勝つのか。私は、下剋上Vとなるベイスターズを応援している。

ちなみに私は阪神タイガースファン。セ・リーグ終盤戦まで優勝を信じて応援をしていたので、結果には残念。ただ、今年もタイガースのおかげでプロ野球を開幕から最後まで楽しめた。さらに、大リーグでは一年中、ドジャーズの大谷選手が活躍をしたことで、いつもの年の倍はプロ野球を楽しんだように思っている。

日本シリーズと、ワールドシリーズの両方を楽しめるのは、プロ野球ファンとしては贅沢なシーズンだ。

さて、プロ野球の場合、シーズンになると140試合ほどのゲームがある。長期戦である。これだけ長いと調子が良いときもあれば、悪い時もある。その中には、あえての負け試合もあると聞く。あるいは、調子が悪くても勝たなければいけないときもある。たとえ調子が悪くても、どのようにして勝つか。

また、試合後のピッチャーのコメントで、「今日は調子が悪いなりにも、上手く投げられました。」 といったことも、よく聞く。調子が悪いなりにも勝つ方法があるということだ。

これほどの長期戦になれば、常に全力で走りきるというのは難しいのではないだろうか。調子を落としているときに無理をすれば、怪我をするかもしれない。力を抜くときも必要だろう。しかし、そういうときでも勝たなければいけない。抜くべき時には抜いて、力を込めるときには込める。このようなことがプロの世界には必要でないかと思う。

また、抜くべきところが分かるというのは、逆に抜くべきでないところも分かるということである。その両方が分かっていなければ、抜くべきでないところで抜いてしまうようなことになりかねない。あるいは、それが分からないために、いつも全力で力を込めるしかなくなる。

素人目で見ると、プロは常に100%の力を発揮しているように見えるものだ。そのために、それを真似しようとして初めのうちは常に全力を出そうとする。そして、オーバーワークとなり、怪我につながる。しかし、このような経験を繰り返すことで、手を抜いてはいけないところ、抜いても大丈夫なところが分かってくる。

私の場合で言えば、ご支援先の業績アップのお手伝いをするなかで、集客のための広告をつくることがあるが、決して力を抜いてはいけないところと、他の人に任せても大丈夫なところを把握しながら進めている。集客がとれる広告にするためのポイントが分かっているからだ。

木で言えば、幹と葉っぱの違いである。幹となるところは任せられないが、葉っぱのところは任せる。葉っぱであれば多少は思うようなことになっていなくても、それほど影響がない。

しかし、他人から見れば、私の姿勢からは全力でつくり上げていると見えているのかもしれない。

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