【短編小説】 はんぶんこ
「君と秘密を分け合いたい」
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突然の声にびくりと身体を揺らし顔を上げれば、ドーナツ片手ににやりと笑う君がいた。
「...もっと普通の言い方ないんですか、ていうか授業は」
「何を今さら。それは君もだろ?」
そう言ってすたっと隣に座ってくる。距離が近い。
君は手に持つドーナツを半分に割ろうとした。
が、次の瞬間
———それはおおよそ3:1に割られていた。
ーーー
「3」の方を差し出しながらそっぽ向いて君が言う。
「不器用でごめんね」
ーーー
短編小説でした。200文字くらいになってしまった。
短く書くって難しい。
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御空さんには「君と秘密を分け合いたい」で始まり、「不器用でごめんね」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば1ツイート(140字程度)でお願いします。
#shindanmaker #書き出しと終わり
写真:みんなのフォトギャラリーより、わかなさん
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