現代版・栄養失調状態だった私の体
1.自己流の食事改善をやめた訳
前回の記事でも書いたように、体の不調を改善するためにありとあらゆる方法を試したものの、調子が良くなることはありませんでした。
最終的にたどり着いた方法は「食生活の見直し」でしたが、本を読んだりネットの情報を参考にして、自己流の腸活を行ったものの、体調に良い変化が見られず日々悪化する一方。
何をすればよいのか分からないと悩んでいた時に、同じような症状で悩んでいる子とたまたま知り合い、彼女からいろんな話を聞かせてもらいました。
見よう見まねで実践したものの、自分ではどうしようもできない部分もあるので、食事療法を行っている人をリサーチ。
一般人で資格を持っている人やセミナーなども沢山ありますが、「餅は餅屋」。ということで、食事改善を行っている病院を探して医師のアドバイスをもとに再スタートさせることにしました。
2.医師のアドバイスによる、主な食事改善方法
<主な食事改善>
・自炊で満足するのでなく、栄養バランスを考える(お肉・魚・野菜etc...)
・食べ方の順番を変える(ご飯は最後)
・よく噛んで、ゆっくり食べる
・パンや洋菓子などの小麦粉製品を控える(グルテンフリー)
・カフェインを控える(毎日のように飲んでいたカフェオレをやめる)
・乳製品を控える(カゼインフリー)
・タンパク質を摂取する(肉・大豆・卵製品など)
・魚などで、DHA・EPAを積極的に摂取する
・ビタミンB群を積極的に摂取する
・食事では補いきれない部分は医療用サプリで対応
3.現代版・栄養失調の状態だった
私の不調について先生に相談したところ、主な理由は
・鉄がつくれていない、不足している
・体の中でたんぱく質が作れていない状態
・ビタミンB群が不足している
・低血糖や血糖値の乱高下がみられる
・腸の調子がよくない
などでした。食事をしたときに気になっていた症状の一つが「血糖値」だと分かり、食べる順番を変えることで徐々に改善されていったのは驚きでした。
何か月も悩んでいた症状について、ちゃんと原因と解決策があると説明してくれた医師は初めてだったので、症状が解決したわけではないもののとても晴れやかな気持ちになりました。
長年の外食生活や偏った食事により、どんどん体の栄養バランスが偏っていった結果、色んな症状が現れるようになったようです。
令和の時代にそんなことあるの?と思われるかもしれませんが、
私の体は「現代版栄養失調」になっていました。
食事はしているのに体の栄養素が足りていない状態に陥るなんて、思ってもみなかったので衝撃的でした。