#43腹式呼吸を家で例えると
コンディショニングディレクターのみおみさとです。
腹式呼吸と胸式呼吸の2つの呼吸法がウエストシェイプには不可欠、と前回は簡単に書きました。
今回は腹式呼吸で使うコアの筋肉を家で例えたとき、家がどんな動きをしているのかをお伝えしますね。
腹式呼吸では、
「コアの筋肉にスイッチオン!お休み中の筋肉を起こします!」
と一言でまとめました。
そうなのです。浅い呼吸だと筋肉がほぼ眠っている状態だとイメージしてみてください。そしてそこを深い腹式呼吸で目覚めさせます。
まずはコアの筋肉のおさらいです。
そして家はこちら。
この二つを合わせると、
横隔膜=屋根
腹横筋=壁
多裂筋=柱
骨盤底筋=床
腹式呼吸は胸は膨らまさず、お腹を膨らます呼吸でしたね。
お腹が膨らむとき(息を吸ったとき)に何が起こっているかというと、
屋根(横隔膜)がグッと下がり、
内臓が押され
床(骨盤底筋)が下がります。
息を吐いたときには、
屋根(横隔膜)が自然に戻り、
床(骨盤底筋)が引きあがり
壁(腹横筋)が中に引っ込み
柱(多裂筋)で背骨が安定します。
息を吸う吐くで、連動して動くことがわかります。
特に家の床(骨盤低筋)が大きく上下すると、
それにつられた他の屋根や柱がびっくりします。
これが目覚めさせるということ!
大きく深い呼吸で刺激を与えて浅い呼吸で使えていなかった
コアの4つの筋肉を起こします。
腹筋運動では鍛えることはできない4つの筋肉。
ぜひ、これらをイメージしながら深い腹式呼吸を行ってみてくださいね。
そして、腹式呼吸だけではウエストシェイプや姿勢をよくするには
まだ道半ば。
そこからさらに目覚めさせた筋肉を
今度は胸式呼吸ではたらかせていきます。
次回は胸式呼吸についてまとめていきたいと思います。
それではまた明日~
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