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私流、最低限の努力で最大の成果を発揮する手法(Least Effort Method)|エフォートレス思考

こんにちは。かきもとみさです。

私はM&Aアドバイザーの仕事をしています。

もともと新卒では、それなりに大企業グループの営業の会社に入り、わりと激務の中で営業ノウハウとビジネスの常識を身に着けていきました。

頑張れば頑張る程、案件は増え、仕事を増え、売上は増え、残業は増え・・・夜10時になって「あと2時間はいける!」と思っていた日々もあります。

大企業のグループだったこともあり、忙しい中にも「会社のための仕事」というのも膨大にありました。会社のルールを順守しなければいけないから書かなくてはいけない帳票、承認を得なくては進められないプロセス、社内システムのインプットなど・・・それはもう果てしなかったものです。

なので仕事の効率化という意味では、わりと鍛えられた部類に入るのではないかなと思います。

そんな私が提唱するのが、「LEAST EFFORT(最小限の努力)」で、「BEST PERFORMANCE(最大の成果)」を発揮する、Least Effort Method(本日、勝手に命名しました)。

昔から「最低限の工数で、最大に良い仕事をする」というスタンスは変わっていなくて、独立開業したいまでもそのマインドは育っていると思います。

ふと巷では、同じような思考法がわりと流行っているように見えます。これらの書籍にも似ている発想です。

本書は読んでいませんが、Youtubeで要約動画もでているので興味がある方は参照してみてください。

本日は私が日々実践しているLeast Effort Methodの具体例を紹介します。

①顧客との面談やミーティングの準備は「直前」だけ

これは営業職ならではの話かもしれませんが、初めてのお客さんの訪問というのは準備に時間をかけるもの。

しっかり企業のことを調べて、どんな課題があるのか仮説を立てて、どんな提案をするか考え、どんなリアクションがあるか考え・・・・。新人の頃は「事前準備」をしっかり行うようにとかなり言われました。

新人の頃はもちろん、時間をかけてでもしっかり準備をして、自分の準備が適切だったのかどうかをよく反省し、トライ&エラーを繰り返して面談の質を向上させるべきです。

ですが、もう10年以上もビジネス経験を積んでいくと、大抵の面談の準備は、直前30分で充分に対処できるスキルが身に着きます。

逆に、面談準備を3日前とかから着手してしまうと、直前になって同じことをおさらいしたり、同じ内容を頭に入れたりと、重複するプロセスが発生します。かつ、3日前では面談への緊張感もなく、集中もしづらいのです。

だけど、あえて「直前だけ」時間を30分~1時間くらい作って、一気に準備をすると、めちゃめちゃ集中力が増したうえで、その直前に取得した情報が頭の中に鮮明に残っており、キレのある面談を進めることができることが多いです。(あくまで、私の場合の話ですが)

むしろもう少し前から準備してしまうと、準備した時点から、面談時点までなんとなくその内容が思い浮かんでしまって、「あれも見ておこうかな」「これはどうかな」と邪念が湧いて気が散ってしまうことがあります。それに、直前に準備しただけのときと比べて集中力の高まりも極められないのです。

結果的に、直前の準備時間だけ一気に仕上げた思考で臨む方が良い面談ができることが多い。

これに気づいてからは、面談は「直前だけ」準備しようという風にほとんど決めてしまっています。

自分の特性を把握することからが始まりですが、考えてみてこのスタイルが合いそうなのであれば、ぜひ試してみてほしいと思います。

②頭を使う仕事は「朝だけ」やる

また、私の場合は頭が一番働くのは「朝」です。早朝から、10~11時前くらいまで。

この時間を「ゴールデンタイム」としており、頭のエネルギーを必要とする作業はこの時間にやると決めています。というか、毎日、「今日の朝の時間はなんの仕事に時間を使うか」と決めて仕事をするようにしています。

例えば、財務諸表を分析して、M&Aの売却価格を考えたり、執筆記事の仕上げをしたり。企業概要書を作成したり。このあたりは「ゴールデンタイム」に持ってくると、午後や夕方に作業する時間の1/3くらいの時間で仕上げることができてしまいます。めちゃめちゃ効率的ですよ。

さらに(これは人によって合う合わないあると思いますが)朝に、ブラックコーヒーにMCTオイルをいれたものを飲むと、まるで覚醒したように頭が働き、稼働力が激増します。MCTオイルに抵抗がない人はお試しあれ。

③アウトソーシングを使う

最後に、最近から取り入れた手法です。

これは「自分がやらなくても良い作業」というのを、お金を使って人に頼むようにしています。

例えばインタビュー記事の「文字起こし」作業。これは1時間のインタビューだと、4~5時間くらいかかります。しかもまったく質も問わないし、思考力も問わない。なので、これはバイト代を払って人に委託しています。

また、Youtubeの動画編集。これも、発信活動を継続するためには「Least Effort(最小限の努力)」で済むようにしなくては絶対にやっていけないので、「絶対に自分で編集はしない」と決めています。

いまはココナラというサービスを使って、何名かのクリエイターさんに委託をしています。めちゃめちゃ楽なうえに、その道に精通している人の意見も貰える特典付きのようなものなので、時間とノウハウを得られる良いお金の使い方だと思っています。

本日は簡単な3つを書いてみましたが、本当に自分の仕事の効率化には大きく貢献しているので、よかったら試してみてください。

「エフォートレス思考」で取り入れたいもの

冒頭でご紹介した書籍「エフォートレス思考」の要約Youtubeを見て、「これは取り入れたいな」と思ったのをひとつだけ紹介します。

それは「上限を決める」という考え方。

例えば、小説家でも「1日に1000ワードしかかかない」とか、Youtuberが「週に1回より多く更新しない」と決めることとか、「週に2回より多くランニングをしない」など。

人間は「最低限これだけはやる」というのを決めるクセがあるけれど、「これ以上はやらない」というルールを自分に課すことは少ないもの。

だけど、上限値を決めておくことが継続力に繋がることになるので、大事だとされていました。

たしかに、継続したいことは最低限の目標を課しておくことが多いものだけど、逆に「それ以上はやらない」ということを設定すると、無理に自分を追い込むことなく、日々の最低限の目標をクリアできるかもしれません。

アイデアを取り入れつつ、これからも自分なりのLeast Effort Methodの体系化をしていきたいと思います。

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