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朝のヨガ習慣が1日の過ごし方を変えた
冬の朝は、すごく苦手だ。ベッドから出た瞬間のひんやりした空気を想像しては、毛布にくるまって抜け出せない。キンと冷えた部屋でそのまま1日仕事をすること自体に、なんだか憂鬱な気持ちになってくる。
そうやってベッドの中で悶々としていたりアラームをかけずに二度寝をしてしまったりすると、きまって自己嫌悪に陥る。「何で起きれないの?」「起きれなかったせいで1日のスケジュールが全部ずれてしまうじゃん」と自分を責める。
そんな居心地の悪い気持ちを引きずってしまうから、単に「朝」の時間を過ごしそこなった、たったそれだけで、「1日」がもうダメな気がしてしまう。「どうせ起きれなかったし」みたいなふてくされた気持ちで1日を過ごしてしまう。1日ダラダラな気持ちが抜けきれない。
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そんな自分自身と毎日に嫌気がさしていたので、どうにかしなければ、と思っていた。朝起きれなかっただけで1日をムダにしてしまう、という感覚があるのならば、逆に言えば、朝の時間が充実していれば1日そのものも充実するのではないか、と。
そこで、「朝の時間、どんな過ごし方ができたら理想だろう」と考える。スッキリとした気持ちで迎えたい。7時に起きて8時には仕事をスタートできるようなスイッチのようなものが欲しい。慌てて準備するのではなくて、余裕をもってゆっくりとした気持ちで仕事に向かいたい。
そんなことを考える。アラームを無意識で切っていつの間にか仕事を始めようとした時間までベッドでダラダラしてる。焦る気持ちで仕事をセットする。眠たい気持ちを引きずりながらなんとなく仕事に向かい始める。そっか、理想とは正反対の生活をしていたのだな。
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きっと私の理想は「起きて仕事に向かうまでのスイッチとなるような習慣を得て、爽快感と充実感とともに1日を過ごしたい」ということ。そのための習慣として、ヨガを始めた。さっそくヨガマットを買って、昔よく見ていた方の動画をセットして。30分ほどひたすら身体を動かしてみる。
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ヨガの習慣を取り入れたことで、身体がシャキッとするし、心はじんわりと満たされていく。そんな気持ちのまま、仕事を始める。すると、どうなるか。それはもう見違えったように、1日にハリがでてきたのだ。仕事も集中できるし、日中スマホをほとんど触らなくなった。
「せっかくいい気持ちで朝を過ごしたのに、それを台無しにしたくない」という気持ちが働くのか、夜眠りにつく前まで、理想の1日の過ごし方を実現できるようになった。
それに、「朝二度寝せずにサッと起きて、ヨガまでできるなんて、偉い!」という自信にもつながるようだ。起きれないと自己嫌悪や投げやり感が強くなるから。逆にサッと起きてしまえば、起きることができたという妙な達成感と余裕が生まれるのだ。
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たった1つの習慣を取り入れただけで、身体も心も1日の過ごし方も、なにもかもが違う。自己満だって暗示だって、いいのだ。爽快感とか、朝早起きをしてヨガをしてるぞ、というちゃんとしてます感とか。そんなものでも、いい。
自分が「いいじゃん」と自分で思える方法を、模索しながら見つけていって、生活に滲ませていこう。
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