過去と今

今日も１日、おつかれさまです。

今回は、
過去と今について、話します。

といっても、
幼少期とか具体的な話じゃなくて、
過去と今っていう、
抽象的な話になっちゃいます。

過去といったら、
誰しもがいろんな経験をしていると思います。
そりゃあ、悪いことも良いことも、様々なことがあったでしょう。

過去、現在、未来と時間が流れるなかで、
過去の経験から、現在の行動を選択し、未来につながる。
人生ってこういうことかもしれません。

そのなかで、
私はけっこう、過去に縛られてしまうことが
多いです。

あのときこうしていたら、
と、
今の選択をした私じゃない私を、想像してしまいます。

過去の選択が変わっていたら、
今の私ではないし、
幸せかつらいかも、わかったものではありませんが、
それでも、自分じゃない私を夢にみることは
多々あります。

もし、あの頃に出会えていたら、
もし、これを選んでいたら、
そんな妄想は、
よく聴く覚えかけた歌のように、流れていくでしょう。

私はこんなことをしてしまった、
実はこんなことがあった、
どうしても、過去は変わりません。

だって、
過去は過去、今は今。
ですからね。

過去と今は、たしかにつながっています。
過去にこれがあったから、今の私がいるのです。

でも、過去に縛られすぎる必要はないでしょう。
過去は変わらなくても、今は自由です。
変わることもできるし、なんでもできます。

過去の私がこれだから、今の私もこれ。
ではなく、
過去の私はこれだけど、今の私はこれ。
って、全く違うものになってることもあるのです。

過去があるから、不安になります。
過去にこういうことがあったから、
今こうしたら、こうなるのではないか、、
と、不安になることもあります。

たとえば、
過去にこれをしたら、怒られたから、
あなたにも怒られるのではないか、、
という不安です。

親子、友達、恋人、、
いろんな人との交流のなかで、
過去にこういうことがあったから、
あなたにもこう思われてしまうのではないか。

こうした経験がうまく使えれば、
いい意味では、世渡り上手にもなれるでしょう。
兄弟の行いを見習った、末っ子の要領がいい
のと、同じような感覚です。

過去の経験を教訓に、未来ではうまくやっていけるでしょう。

それでも、
相手が変われば、その相手の受け入れ方は
変わることもあります。

過去の経験で不安になっていても、
相手が変わったら、
思ったような反応をされないことだってあります。

なんでだ？と、不思議な気持ちになりました。

それもそうですよね。
同じ映画をみたとしても、誰もが同じ感想をもつわけないのですから。

だから、同じことがあっても、
相手が変われば、反応が変わることは
大いにあるのです。

過去を振り返って、不安になっても、
そればかりではないのでしょう。　

　
それでも、過去があるから、不安になることには
変わりありません。

それを活かして、うまく生きていくことも
大切です。

ただ、過去の不安にあまり縛られすぎず、
楽に生きられたらいいのかもしれませんね。

もちろん、過去にあるのは、不安だけではありません。

過去に経験したつらさがあるからこそ、
その後に経験する優しさに気づくことができます。

優しい人に出会ったとき、
その人の優しさはわかるけど、
よくわからないかもしれません。

それでも、過去につらい扱いをされた経験があると、
その経験と比較したときに、
その優しさをしっかりと感じられるでしょう。　

過去があるからこそ、今受けられる優しさに
気づくことができます。
感謝することができます。

過去がなければ、
もっと自信がもてた。
過去がなければ、
不安にならず、素直に幸せになれたのに。

なんて、そんなことばかりではないです。

過去があったから、
自分を振り返り、受け止めることができる。
過去があったから、
あなたの優しさを感じることができる。

つらいことでも、それがあったから、
今の幸せを感じられるでしょう。

過去と今は、つながっています。

良い作用も悪い作用もあっても、
過去があるから、今の私になっています。

過去の私に不満をぶつけるのではなく、
今の私につなげてくれた、という感謝をできたら、
と思います。

ここまで、ご覧いただき、ありがとうございます。
みさきの世界で、少しでも共感や安心を届けられますように。
みさき