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わたしは猫になりたい

今日も1日、おつかれさまです。


なにもかも疲れてしまって、
あぁーって考え事をしてしまう瞬間って
ありませんか?

私はそんな時、
よく「猫になりたいな」って考えています。

水族館のぺんぎんになりたいなって
思うこともありますが、
大切な人がいるときは、猫になりたくなるのです。

猫になったら、何がしたいでしょう。

わたしは、あなたの膝の上で、ひたすらに
撫でられていたいです。
撫でられてうっとりしたまま、眠りにつけたら幸せですね。

たくさん寝て、たくさん食べて、
あなたにたくさん撫でてもらって、
楽しいこともつらいことも、いろんな話を聞いて
たくさんの時間を一緒にすごしたいなって
夢見ています。

でも、
わたしが猫になったら、
誰が、あなたのことを撫でるのでしょうか。
誰が、あなたを抱き締めて、「がんばったね」って声をかけるのでしょうか。
あなたのことを好きだってどうやって、伝えればいいのでしょうか。

わたしが猫になったら、
きっと、あなたのそばには、私の知らない人がいて、
私の知らない生活をともに過ごしていくのでしょう。

それで、あなたが幸せなら、私は応援しています。
猫になった姿で、撫でてもらいながら、
好きだって伝えられなくても、そばにいます。


もしも、私のことを探してくれるなら、
1番遠くにいる猫になります。
猫になった私を見つけてくれたら、
優しいあなたはそばにいてくれるかもしれません。

それでは、私は幸せでも、あなたの幸せにはならないですからね。
私は、あなたの幸せを祈っています。


わたしは猫になりたい。

猫になって、猫として、あなたのそばにいたい。
あなたの幸せをそばでずっとみていたい。

でも、あなたが私の知らない人と幸せになる姿をみるのは、苦しいかもしれない。

やっぱり私は、私のままでいたい。

私のままで、あなたを幸せにしたい。

いや、私はあなたを幸せにします。

だから、今のままの2人で、
幸せになりましょうね。


ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
みさきの世界が、少しでも共感や安心を届けられますように。
みさき



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