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CFTで、おばあちゃんが伝えたかったこと。

今、石村郁夫先生のCFT(コンパッションフォーカスセラピー)を受けている。『マインドフルネス=ありのままに気づくこと』と共に両翼の翼と言われる『コンパッション=思いやりや慈悲』は、瞑想を継続していくと自然に生まれるというが、概要がよくわからなかったので受けている。

が、今日は私が今まで不安障害を引き起こした原因がわかったので、忘れないうちに記事にしようと思う。

1.コンパッションの種類

コンパッションは大きく分けて3つある。

①自分へのコンパッション

②人へのコンパッション

③コンパッションを受け取ることができるか

2.心理教育の重要性

ここでは割愛するが、その前に自分の感情などを内観するマインドフルネスなどのエクササイズ。

脳の機能が感情に作用していること

さらには、怒り・不安・嫌悪などの感情に支配されているときはレッドシステム

動因や興奮、活力などはブルーシステム

満足感や安全、つながりなどを感じるのをグリーンシステムと言って

CFTの場合は、このグリーンシステムを活性化することを目標に誘導瞑想や心理療法が行われる。


3.今までの内観と私自身のコンパッションとの付き合い方

もう2年になるが私は、不安障害を患った。薬も飲んだし、師匠には何度もカウンセリングをしてもらった。

具体的な不安は『お金が無くなる不安』だ。

もっと言うと、お店を始めたばかりだったので『稼げない私は価値がない。愛されない、もっと頑張らないといけない』

でも自営では、稼げなかった。そもそも稼ぐの設定が不明なんだけれども・・・

そこで私は、雇われて稼げる仕事の作業療法士のパートを増やした。

そこで、金銭的な問題は一応解決している。

が、波のように襲ってくる『不安』という感情と『ヒステリー球(喉の違和感)』は投薬をしながら様子を見るしかなかった。

が、誕生日の日に瞑想をしているときに突然それは起きたのだった。

4.ばあちゃんが現れる

何となく、誕生日にしていた瞑想が『コンパッション』の瞑想だった。

私を無条件に愛してくれる人はいたのか?

そこを深堀していくと、現れたのは祖母だった。

そうか!私は何の価値がなくても愛されるのか!

そんな体験を依存対象であった人にも感じ、その瞬間私のヒステリー球は消えたのだった。

5.しかしなんであの不安発作は起きたのか?

不安発作が時々ぶり返しそうになると私はそれは脳のいたずらなんだと感情を客観視できるようになっている。不安なことに対して具体的な問題解決能力も身に着けた。

しかし、毎回CFTの誘導瞑想を受けていくうちに、安心安全な場所に出てくるのはやはり祖母の家だ。なぜか祖母はいない。

それは今日の誘導瞑想で起きた。祖母が瞑想中に話をしたのだ。

『ひろちゃんの欲しいものは何でもばあちゃんが買っちゃんけんな!」(大分弁)

あとは甘えてもいいんだよ。とか体が緩む感じとか・・・

なぜ・・・?買うなのか?それが気になりつつ、2時間を過ごす。

おばあちゃんは、確かにわたしにお小遣いをよくくれたし、欲しいものを何でも買ってくれた。

話は戻り、コンパッションを受け取るという話題になる。

急に私は気づいたのだ・・・人が親切にしてくれると私はお金を払わないといけないとか、絶対にお返しをしないといけないと思う。

今思えば、それは無条件に愛を差し出してくれているのに、私は愛情をお金で測っていたのだ。だから基本的にタダ働きは嫌いだし、タダで働くならそれ相応に私に良くしてる人に尽くす。

しかし、そんな私の価値観に準じないくらい良くしてくれる人たちと出会う。この人どうしてタダでこんなにしてくれるんだろう?何か下心があるんじゃないかしら?そんなバイアスが私の中にある。そうなると私はその人に尽くすのだ。

そんな依存対象であった人との、関係性がいつの間にか今度は有償なものになった時、私はものすごく傷ついた。

あぁやっぱりお金なのか・・・人のつながりはやっぱりお金がないとつながらないのか?この卑屈な感じは、その人を見返してやろうとか、ブルーシステムが私は働く傾向にある。

結局、私はお金で愛情をはかっていたのだ。だから、その出来事が許せないし、私はその人に深く心を閉ざしてしまった。その人との関係性で急速に依存関係になったのもそれが原因だろう。

でも、世の中にはそんな風にお金じゃなくても

私に愛情を注いでくれたり、ご馳走してくれたり、勉強を教えてくれたりする人もいる。そんな価値感があるということをようやく素直に認めれる自分に近づいた気がする。

私が自分が黒いなぁ~と感じる原因はそこからきている。

そこを無償の愛で動くことをいろんな人が、私に言ってくれていたのは、そういうことなんだとちょっと核心に近づいた日でした。


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広美ちゃん
これからもお役に立てる記事を書いていきます。