読書メモ:田中泰延さん「会って、話すこと。」_20210924
38.8℃の熱があっても読めちゃう。そのくらい面白かったです。
田中さんが世間の会話術・話し方本を40冊ほどリサーチして、全ての本に判で押したように同じことが書いてあるのに驚き、全部逆のことを書いた本、だそうです。
通して読んで分かる著者のメッセージは「会話はテクニックではない。正直に、気楽に話をしよう。」ということ。
あと、田中さんは、言葉に謙虚な人なのだろうな、と感じました。
ハウツー本ではない、と言いながら、本の作りはハウツー本です。
まず主題が掲げられて、それについての短い文章が続く。次々と主題が続いていく、という作りになっています。
次に何が出るんだろう、って次々と読んでしまいます。
例を挙げると、
「ボケ」は現実世界への「仮説」の提示
「他人の発言にどう返したか」が今のあなた
人間は会話すると必ず傷つく
主題を並べると、含蓄に富んだ本のように見えます。でも、ひたすら田中さんがボケ倒すので、教養書とは気がつかないまま、最後まで読み終わってしまいます。
そして、なぜか、ちょっと感動します。
ひたすらボケを読んで感動するなんて、ホントに悔しいのですが、なぜ、感動するのでしょう。
うーん・・・・・・。
例えば、読後、私はこんな心持ちになりました。
これからのnoteで、私が感じた面白さを文章化できて、それを読んだ人が、チラッと同じ方向をみてくれて、何人かが、ああ面白いね、って思う文章が書けたら、最高だなと。
noteは読者を想定しているものなので「魅せる」ことも大事です。
でも、もっと大事なのは、自分の「面白い」を言葉にできるまで、深掘りすることだよな、と思いました。
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田中泰延さんの、前回の著書がこちら。
この本の記事も書いています。覗いていただけると、うれしいです。
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