読書メモ:ヒトの壁_20220329
養老孟司さんの「ヒトの壁」を読みました。
壁シリーズは何冊もありますが、私が読んだのはこれまで「バカの壁」「AIの壁」の2冊。
壁シリーズの共通点は、サラサラ読めて、結論は出ず、でも頭を使った感覚があって、スッキリするところですね。
養老孟司さんは80歳を超えており、コロナ禍で書かれたエッセイだからでしょうか。
「ヒトの壁」には主に「老い」や「死」に関する文章が書かれています。
というか、AIや五輪、政治や猫についても書かれてるのですが、どの文章にも「老」「死」の気配が漂ってます。
ただ、不思議なんですが、記述は、なんだかカラッとしてます。読んでも深刻な雰囲気はありません。
印象的だったのは「生きること自体に努力が必要になる。そういう状況では、人は生きることを実感する。振り返れば戦時中がそうだった。」という文章。
苦労してる時ほど、生きてる感じがするというのは、実感としてわかる感じがします。
考えごとをしながら読むのにちょうどいい本でした。
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