私のアニメ、漫画、同人生活!!
こんにちは!
ようやく今日は絵を描いていないので、この話が出来ます。
元々、漫画やアニメに何となく興味はあったのですが、それは普通の子供が誰でも通る道…それで大人になったらいつの間にかもっと好きな事が増えていて、そういや最近、漫画読まないなあ…位になると自分でも、周りの大人達を見て思っていたんですよ。
と、こ、ろ、が。
私は中三の夏にアレを見てしまった。運命のアニメに出会ってしまったんですね。。。よりによって受験生ですよ。
それは…知ってる人は皆大好き、見なかった人には何も面白くないですが…
コレですよ!!
コレを見て、きゃー懐かしい〜見てた〜!、となった人は仲間です。本放送の後、再放送を何度かしているので、年代層に多少の幅はあるかと思いますが、私も再放送を一か月で詰め込まれて(夏休み中に毎日やってた)クラクラ、バターンと沼に落ち込んだ一人です。
タイトル、ご存知ですか?「海のトリトン」です!!!!!!
いや、今見ると色遣いが、原色である意味スゴイのですが、(これ塗ってて何かこんなにパレットそのままの色でいいのか?と気持ち悪くなった)中学生の私には、素晴らしく魅力的だっ訳です。
原作はあの、手塚治虫先生。
手塚先生をさすがに知ってはいたけれど、こんなもの描いていたのか!と本屋に駆け込み、単行本を漁って、なくて、速攻取り寄せを頼むと言う、当時の私にとっては、奇跡的な行動を起こして原作を手に入れました。ところが…
「違う?コレ私が読みたかった、あのトリトンと違う?」 そう、手塚先生の原作は、絵柄もストーリーも、私の大好きなあのアニメとはかけ離れていました。でも他の作品に、何かトリトンの片鱗が混ざっているかも、と他の手塚作品を読み始め、トリトン関係なく漫画が面白い事を知りました。
少し時間が遡りますが、トリトンの再放送を、毎日目を皿のようにして見ていた、夏休みの間、私はその日の放送を見終えると、忘れないように、?(笑)その日のストーリーの続きを予想して、それを漫画に書く、ということを始めました。ビデオも、ましてやアニメ雑誌なんかなんかない時代です。本放送はとっくに終わっているので、情報源は自分の記憶だけ、それだけでもその分真剣に見ていた訳です。
しかし悲しき受験生。さすがに夏休みを棒に振る訳には行かないので、放送を見たら取り敢えずメモだけしておいて、夜12時迄は勉強、それから一時間は漫画を描いていいことにしました。(1時にはオヤスミですよ真面目ね)
読者は妹です。小学生だった彼女は、私の下手くそ漫画を喜んで読んでくれました。お陰で私は、読者って大事〜って知ったのです(笑)
真っ当なコマ割りなんかしている時間はありません。父が仕事で使っていらなくなった図面の紙が山の様にあったので、その裏にただまっすぐに3×4?4×5?とかに線を引いて枠を作り、ひたすら枠の中に絵と台詞を描き込むことに夢中になりました。(正にアニメを描いてる気分、でした)
翌朝は読者がお姉ちゃんの漫画を楽しみに待っています。感想が楽しみで、私もワクワクしてました。どう?面白い?絵は似てる?って。(同人屋の始まり)
放送が終わっても、私の漫画は終わらず、(アニメの終わり方が難解過ぎてショックで決着をつけるまで終われなかった) 2月の受験まで毎日描き続け、結局全部で103ページを描き続けたのでした…。多分人生最初で最後の長編です。
高校受かって春になったら、もっといっぱい描くんだ!と息巻いて勉強と漫画に励んだにしては、春休みはぼーーっとして何も描かない内に終わってしまいました……orz
でも私のアニメ、漫画欲は終わりませんでした。結局、高校でその系統の友達を沢山作って、みんなの漫画を持ち寄って、学校で印刷して本を作って、一部の先生に嫌われ、朝礼でイヤミを言われたり、机の落書きを見つけられて、「今すぐ消せ!」と怒られて泣く泣くお気に入りを消したり、、、、
志望を漫画家からアニメーターにシフトしたものの、父に私の絵では食っていけないから止めろ、と釘を刺され、泣く泣く次に好きだった英語でも勉強するかと、ゴダイゴを聴きながら英文科に入って、一旦熱は絵から音楽に移ります。
音楽はJ-POPからクラシックまでと、割と守備範囲は広かったのですが、ここでは割愛します。
就職してから子供が産まれるまで、この期間は社畜として会社に仕えていたので、一般ピープルの暮らしをしていました。
第二の転機は子供が3歳を過ぎて、すこーし時間ができた頃、私は暇があると近所の古本屋に行っては、少女漫画を仕入れて読んでいました。(大人になっても漫画は面白いし、友達もみんな読んでるよ?)と思いつつ。
ただ、時々落書きをする程度で、後は子供の「◯◯描いて〜」って言うリクエストに応えるくらいでした。
ある時、その頃文通していた(笑)友人←コレは高校時代のあの時の友人←が、突然ドラ◯ンボールのイラストの付いた封筒で手紙を送って来たのです。何だろう、上手いけど?と思って彼女に尋ねると、「私が描いたんだよ」と言うではありませんか!ちょ、ま、あの、昔メルヒェンな乙女ちっく漫画を書いていた彼女が?
ちょっとちょっとお姉さん?事情を聞かせて頂きましょうか、と話を聞くと…。
同人。何ソレ。そんな世界があるのぉぉぉ?!
えー、嘘だ、ヒトの作品の設定で、自分の漫画を描いちゃうの?
それでいいの?そんなの一人でコソコソやる事じゃあないの?
はい、新しい同人屋が誕生致しました。
その後は、同人漫画を描きまくり、仲間を集めて次のイベントへ🎵
「HUNTER×HUNTERの往年のファンで、沢山ファンアートを描いています。」
などと自己紹介する一人のお絵描き好きの、ここまでハマったルーツを、長くなりましたが書いてみました。
下書きもせず、思いつくまま書き殴ったので、どこかおかしいところはあると思います。気がついたら直します〜(^.^)
※私の事を散々言ってくれた父は、今も元気ですが、それをすっかり忘れてしまったようで、私が時々イラストをLINEで送ると「絵を描く仕事をすればいいのに」なんてっ!言うんですよ!世の中にどんなに絵の上手い人が多いか、知らないんだ……… 誰のせいで夢を…捨てたと…
いやもう、何も言うまい。
終わり byりん
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