15組 学級通信
ずっと出したいと思っていた学級通信。3月末に完成しました。1年間皆さんの側にいて、なんやかんや楽しかったです。ありがとうね。
週5日、学校に通うということ
15組は、週4日学校に通いたいという人と、週5日学校に通いたいという人が集まっているクラスでした。
週5日コースは、今年初の試みとしてスタートしました。私がこのクラスの担任を持つと分かったとき、新しいことをするのが好きな私はとてもワクワクしていました。
実際やってみると、私の納得がいく結果にはならないことも多く、15組のみんなにも無理をさせる形になってしまったこともありました。新しい試みで、正解はなんなのか分からない中で、なんとか終わる度にこれでよかったのだと自分に言い聞かせてきました。このコースに入ったものの、思っていたのと違った、という人もいるでしょう。それでも、皆さん続けることができました。
さて、ここは全日制ではなく、通信制の学校です。それでも、5日通うことを選んだみなさん。5日間通ってみてどうだったでしょうか。当たり前だという人、無理をしながらなんとか通っている人、いろいろな人がいたなと思って見ていました。
私は去年、週2日コースの担任をしました。その時によく耳にしたのが、「この学校で5日間通っている生徒さんたちは、すごい。」という言葉でした。私はそれを聞くたびに、「そんなことはありませんよ」と答えてきました。本当にそうです。2日間通うことが劣っているわけでも、5日間通うことが優れているわけでもありません。みなさんが学校に通って、どれだけの取り組みをするかなのです。
コロナ禍の学校生活
この1年間は、本当にコロナに振り回されました。休校、分散登校、リモート授業など、コロナ禍ならではの取り組みもみなさんと一緒にやってきました。学校生活の中でも、マスク着用、消毒、友達との会話を控えるなど、制限ばかりでしたね。その制限をきちんと守ってくれました。4月から休校となってしまって、生活リズムが崩れたという人の話もたくさん聞きました。崩れたリズムを自分の力で立て直せたという話も聞いて、頼もしく思いました。
成長しましたね
15組には本当にいろいろな人がいました。私の助けがなくても学校生活をこなす人、いつも私の助けを求めていた人…。
皆さんに「このまま次の学年に進ませていいのか、不安だ」という話をしたことがあります。学期を重ねる度に、私のその不安は小さくなっていきました。皆さん、本当に成長しましたね。
懇談会
3月19日まで、希望者懇談会をしました。懇談に来てくれた皆さん、保護者の方、ありがとうございました。スクーリング中には見ることのできない皆さんの一面を見ることができました。また顔を見せにきてくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?