Day79「大豆」
ちょっと極端なことを言います。
日本人の主食って米じゃなくて豆だったんじゃないかな!?
えーと、どこから話そうかな。まず、僕がほぼ毎日、豆乳を飲んでいるという話は以前しましたね。
仕事で疲れたとき、カフェインを摂っても、糖分を摂っても、あとでリバウンドが起きる。エナジードリンクやコーヒーなどを飲むとカッカッと体温上がるけど、一定の時間が過ぎて効力が切れると急速にダウナーになる。いろいろと考えて、もしかしてタンパク質を摂取するべきなのではと考えて、プロテインドリンクなどを飲んでみる。なかなか良い感じ。
もしかして筋トレをするとポジティブになるっていうのは、同時にタンパク質の摂取にも気を遣うようになるからでは!? と考えたりして。
で、さらにいろいろ試してみて、僕の場合は豆乳に落ち着いたというわけです。
朝は納豆ご飯を食べて、午後に豆乳を飲んで、という大豆生活をしながら、ふと思いついたのが、「もしかして日本人の身体はもともと米を一日三食も食べることを想定していないのでは?」ということ。
明治期に学校教育で給食が始まる前は、たしか一日二食がデフォルトだったし、米は租税だったからハレの日にしか食べなかった。
昔の人は雑穀や芋ばかり食べてたのかなぁ。仏教の影響で肉もあまり食べないしなぁ。でも貧相な食事の割に筋肉がしっかりあって、そう、たとえばファンタジー世界のドワーフのような、小柄で筋肉があって鍛冶仕事が得意みたいなイメージが日本人にはあるよなぁ……と思っていたんだけど、もしかしたら、白米を食べず雑穀中心で炭水化物の摂取を控えて、大豆からタンパク質を得ていたからこそ、なのかもしれない。
正直、「豆が主食」はさすがに言い過ぎたと思います。
でも、例えば身近なところで、飲み会を枝豆(茹でた大豆)でスタートして、途中で冷奴(豆腐も大豆)や味噌田楽(大豆ペースト)、最後に温かい味噌汁(大豆のスープ)とか、ほとんど無意識に食事に大豆を入れてますよね。日本酒(米)を飲みながら。
僕はなにも、米を食べるなといいたいわけじゃないんです。朝ご飯は大事なエネルギーです。ただ、いくらご飯を食べても体力が回復しないなと感じた時のアイデアの一助として、米を大豆に置き換えるというのは、もしかしたら人によっては有効かもしれないなと思うんです。
※大豆でアレルギー症状を起こす方もいらっしゃるのでお気をつけください。
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