また一つ素晴らしい映画に出会った。【少年の君】
先月、今年のマイベスト映画(過去作)はもう決まったという記事を書きました。
そして、また一つ素晴らしい映画に出会ってしまいました。中国と香港の合作で、2019年に公開された『少年の君』(Amazon Prime Videoで配信中)
作品選びの嗅覚が鋭いTwitterの韓ドラ仲間がベタ褒めしていたので、これは間違いないだろうと、あらすじも前情報も全く知らないまま視聴。
結果、めちゃくちゃよかったです。内容の濃い2時間の後、しばらく呆然としていました。
エスカレートする受験戦争、貧富の差、ストリートチルドレン、いじめなど、中国の過酷な社会を映しています。
その厳しい環境の中で大人に守ってもらえず、誰にも頼ることなく孤独に生きる少年と少女の物語。
何がいいって、まず主演のチョウ・ドンユィ(周冬雨)とイー・ヤンチェンシー(易烊千璽)の演技がいい。
音楽も少なく、会話もさほど多くない映画なんだけど、飽きずに最後まで画面に惹きつけられるのは、このふたりの演技力があったからだと思う。演技してる感が全くなくて、彼らは本当にそこに存在してた。
主演のふたり以外のキャストもみんな素晴らしかった。
チョウ・ドンユィ演じるイェンが、ずっといじめられてるんだけども(これは結構見るのがしんどかった)そのいじめっ子役の女の子たちもリアルだったし、警察官たちも良かった。
多分、何を言ってもチープになる気がするし、わたしの中でまだ全て消化しきれていないので、是非観てみてほしいです。わたしも、今週中にもう一回観る。
いつもわたしのnoteを読んでくださっているみなさんは、きっと好きな映画だと思うので、ぜひ^^
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?