内向的な人と外向的な人は、それぞれ意識の向きが偏りすぎないように注意すること
内向的な人は、意識が自分の内側(心など)に向いている。
外向的な人は、意識が自分の外側(他人、社会など)に向いている。
内向的な人は、外に出て何かに挑戦するときですら、意識は内側に向くことが多い。
自分の内側に秘められた可能性を探ろうとしている。
自分の心の内側を探求するために、外に出る。
社会的な成功よりも自分自身の成長を重視する。
ただしこれが行き過ぎて、外側(社会の評価など)をあまりにも無視しすぎた場合、ただの独りよがりになり、周囲から孤立する。
そのため、外側にも目を向けることが鍵となる。
反対に、外向的な人が外に出て挑戦するとき、意識はそのまま外側に向いていることが多い。
外側に向いているということは、自分の成長よりも社会的な成功を重視しやすい。
内向的な人よりも、外側から求められることをすんなり理解できるため、評価されやすい。
また、人のことをよく見ていて周りに気配りができるため、他人からも好かれやすい。
その反面、外側からの評価が得られなかったとき、落ち込みやすい。
そういう場合、社会的な成功よりも自分自身の成長(自分の中に秘められた可能性の探求)にも目を向ける必要がある。
それが外側に評価されなかったとしても、成長できたという実感を重視するとよい。
このように、内向的な人と外向的な人は、それぞれ意識の向きが偏りすぎないように注意することで、もっと生きやすくなると思われる。