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とろろ

暑いですね💦
昨日は土用の丑の日でした。
ウナギの名産地なのにスーパーには中国産のウナギ(笑)
近所のスーパーでは先週からウナギ推しでした。

それでも名産地ならでは、持ち帰りのウナギ専門店があちこちにあるのでお金に余裕のあるご家庭はそういったところで注文されるようです。

夕方のニュースでウナギもいいけどとろろもね!とやっていて、いいなーとろろ食べたいなぁーと鶏むね肉を棒棒鶏にしていたら、旦那が長いもを買ってきてくれました。

実は前日スーパーで山芋を吟味していて、あんまりいい山芋がなくて諦めてました。

久々の物質化。
嬉しい💕

山芋といえばですよ、私の住む静岡の隠れグルメ。
それはとろろ(汁)です。

とろろって歴史が結構あるんですよね。

「とろろ汁」の歴史は古く、東海道五十三次の20番目の宿場町であった丸子(まりこ。現在の静岡市駿河区丸子地区)の名物で、スタミナがつく料理として旅人に人気があったとされる。十返舎一九の小説『東海道中膝栗毛』や歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」、松尾芭蕉の俳句「梅若菜 丸子の宿の とろろ汁」にも登場している

うちの郷土料理

静岡B級グルメといえば、富士宮焼きそば、静岡おでん、モツカレーなどいろいろありますが、とろろがB級グルメとしてイマイチ認知度がないのは、基本的に家庭料理だということもあるかもしれません。

家庭料理なので家庭で作れます♪
ということでいきなりとろろのレシピです(笑)

材料(4人分)

山芋(自然薯 or 大和イモ ) 400gくらい
卵 1個
具なしお味噌汁(かなり濃い目につくってさましておく) 適量

一番いいのは自然薯なのですが、この時期手に入れるのが難しいので、手に入る山芋でOKです。
ただしあまり水っぽいと薄くなってしまいますから、粘り気が強く水分の少ない山芋がおススメです。

それからたくさんおかわりしたくなるので、いつもより多めにご飯を炊いてください。

作り方

①山芋をすり下ろします
②すりおろした山芋をすり鉢に移し、すり鉢でさらに滑らかにします
③卵を入れてさらによくまぜて
④濃い目のお味噌汁で程よい硬さになるまで伸ばします
⑤麦ごはんにかけて召し上がれ

山芋はかなり粘り気が強いので、泡だて器や菜箸だと山芋に負けてうまくお味噌汁と混ざらないかもしれません。
多少面倒ですが、すり鉢とすりこ木でゴリゴリしてくださいね。

お味噌汁は朝の残りなんかにお味噌を追加して濃い目にしてもいいですね。

普通の銀シャリでも十分においしいのですが、麦ごはんにすると麦の風味も加わってさらにおいしくなります。
是非是非、麦ごはんにとろろをかけてかきこんでお召し上がりください。

麦ごはんはいつも炊くお米の1/3を麦に置き換えると、半分麦にしたくらいのボリューム感です。
麦が多いければ1/4でもいいかもしれませんね。

小さいころからよくとろろを食べてました。
どんぶり飯を2杯、3杯と、たくさん食べちゃうんですよね。
今でも大好きな懐かしい味です。

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