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恋愛・結婚

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義母に会うと異常に疲れる理由を考えてみた。

夫の母、つまり義理の母に会うと、異常に疲れる。
義母に会った後は、平日に8時間働いた後よりも疲れている。
義母が嫌い、というわけではない。
世のなかのお姑さんのなかでは、嫁的にかなりラッキーと思うレベルの人だと思う。
取り分けて気を遣うということもない。
おうちにお邪魔して、お茶なんかをいただいても、最初の方は皿洗いを申し出ていたと思うが、最近は全く何もやっていない。
(後日、職場などで、「うちの

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「かすがい」だった夫

先日、夫から衝撃的な話を聞いた。
「自分がいなかったら両親は離婚していたと思う。俺が潤滑剤だった。」と。
義理の両親は、私の実の両親と違い、お父さんがお母さんの尻に敷かれているようではないので、夫婦の在り方がだいぶ違うなあとは思っていた。
しかし、ふたりで一緒に遊びに出掛けたりもしていて、仲のよい夫婦だと思っていた。
そのため、上記の夫の発言に衝撃を受けた。

私はこれまでに、「私や兄弟がいるおか

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終結?

やっぱり子供は欲しくない。
そう伝えました。
ここ2、3日、いえ、数年考えた末での結論でした。
彼の顔は見れませんでした。
気が変わったら35歳までに言って。
そう言われました。
話はそれで終わりました。
離婚届を用意した上で伝えようとも考えていたので、
拍子抜けしました。
離婚しなくていいんだとほっとしたような。
それだけ?と思うような。
私は彼に何を期待していたんだろう。
この考えに至った理由

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わたしのよろめき

数年前、私にはセフレがいた。
彼はその当時勤めていた会社の同期だった。
顔が好みだったのと、家が近かったことから都合が良いと思い、自分から接触をはかった。
恋人にはなれないが、セフレになるのは簡単な間柄だった。セフレの方が相手に求める要件が少なく、ハードルが低いのだろう。
ストレスがどうしようもなく高まっているのに恋人と会えないような日に彼と会った。
セフレというと、恋人よりも性行為が上手なイメー

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夫の腋毛が好きすぎる。

男性のムダ毛を嫌う女性は多いそうですね。

わたしは男性のムダ毛、大好きです。
そういうと語弊があるかもしれません。
正確には夫の体毛が大好きです。髪の毛から足の指の毛まで一本としてムダな毛はなく、彼に生える毛はすべて尊い体毛です。
ただし、どの毛も同等に好きと言うわけではなく、たとえば脚の毛に関してはなんの感慨もありません。

ではどの体毛が好きなのか?
定番のお髭、それから、おなかの毛が好きで

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君死にたもうことなかれ、ライオンハートとユア・マイ・サンシャイン

いつものように皿を洗いながら、菊池桃子のラジオを聞いていた。
SMAPのライオンハートが流れた。
曲が終わり、菊池桃子は言った。
「君を守るため、そのために生まれてきたんだ。
・・・この曲は雌ライオンを命がけで守る雄ライオンの姿を歌ったそうです。
でも、そう思っているのって、実は男性だけではないって、わたし思うんです。」
(※うろ覚えだが、こういった趣旨のことを彼女は確かに言った。)

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ジャニオタがLDH好きの家庭に嫁ぐことになった。②

ジャニオタがLDH好きの家庭に嫁ぐことになった。②

やっちまった。

端的にいうと、

オタクを隠そうと思ったにも関わらず、オタクが出てしまったという話。(サブタイトル:オタク気質は隠せない。)①よりも惚気が多いので許して欲しい。

彼のご実家にご挨拶に行ったその日、夕ご飯をいただいた後のことだった。
(①の後のこと)

壁の写真(彼とその兄弟の)に話がうつり、その流れでなんとアルバムを見せてもらうことになった。

(すごく彼女が彼氏の家に遊びに来

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ジャニオタがLDH好きの家庭に嫁ぐことになった。

ジャニオタがLDH好きの家庭に嫁ぐことになった。

はじめまして。
わたし、セクシーゾーン 佐藤勝利くんを推している人間なのですが、今度結婚する運びとなった。
題名にはキャッチーに、「ジャニオタ」と書いたんだけど、佐藤勝利くんとセクシーゾーンがはじめて好きになったジャニーズで、歴も浅いから、ジャニオタとは違うかもしれない。

でも、ジャニーズ事務所に属する佐藤勝利くんが好き、という私が結婚するにあたって思うところがあったので、はじめてnoteを書い

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わたしが子どもを望まない理由(さいごに)

「結婚したら子どもをつくる」というのを大前提として話を振られるのが、とても嫌だ。
でも、そういった人たちを配慮が足りないなどと責めるつもりはない。
子どもを欲しがるのは、世の大多数の夫婦の正常な、一般的な感情だと思う。(わたしには理解できないけど。)
はやく40歳くらいになって、子どもを持つ気がない、または欲しいけど授かれないのだと思われて、話を振られなくなる歳になりたい。

夫は子ども

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わたしが子どもを望まない理由(4)

●生来、世話をやくのが嫌いなのかもしれない。
田辺聖子のエッセイのなかで、非常に同感する文章があった。
「わたしは一生男に甘えていたい。子ども扱いされていたい。」というような内容だった。
(残念ながら、図書館で読んだのでどの本に収録されていたのかが分からなくなってしまったのだが。)
わたしも男(夫)から永遠に子ども扱いされていたい。
子どもの世話を焼くなんて、まっぴらごめんだと思う。

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わたしが子どもを望まない理由(3)

●「母」になりたくない。
実家をでてまだ数年。
失われた青春時代をやっといま取り戻していると感じる。
わたしは体感的には、まだ高校生1年生くらいだ。
子どもなんかつくったら、それも終わってしまう。
役割が入れ替わっただけで、また母子関係をやらなければいけなくなる。
わたしはまだ親になりたくない。
母のような母親になりたくない。
でも自信がない。
一番確実な道は、子どもをつくらない

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わたしが子どもを望まない理由(2)

●子どもが大きくなったら
小学5年生くらいのとき、母に「手伝いもしないで色気ばっかりついて」というようなことを言われたことがある。
ネックレスをして、放課後遊びに行っていたことがあった。
夕方家に帰って、なにかの具合で怒りを招き、そして、ネックレスのチェーンは千切れた。

それから大学生になるまでずっと、色気をださないように過ごしてきた。
髪の毛は伸ばさない。
洋服はカーキや黒などの

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わたしが子どもを望まない理由(1)

●親との関係
自我が芽生えたときから、結婚して実家を出るまでずっと、家にいることは苦痛だった。
母との折り合いが悪かった。

いろいろと嫌なことはあったけれど、特に自分の性格形成に大きく影響を与えたと思うことがある。
例えば学校や会社でなにか嫌なことがあったとする。
それを母に相談する。
母は最初の方は優しく慰めてくれたりするのだが、慰めているうちにだんだん苛々してくるのか、急に手のひ

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わたしが子どもを望まない理由(はじめに)

数年前に好きな人と結婚した。
義母は言う。
「将来子供ができたら…」
夫の祖母は言う。
「いま◯◯歳なの?そろそろ子どもが欲しい頃でしょう。」

わたしは思う。
誰も彼も、なぜ子どもが欲しいという前提のもとに話すのだろう。
わたしは全く子どもを欲しくないのに。
ジェンダー問題や夫婦の問題を取り扱った「逃げ恥」でさえも、すんなり子どもをつくってしまった。
わたしは少し、裏切られた

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