介護人材の山脈型モデル 多様なキャリアパス示す(厚労省)
厚生労働省は、介護人材確保の目指す姿として新たに「山脈型キャリアモデル」=図=を打ち出した。これまでの「富士山型」は一本道のキャリアパスだったが、一人ひとりの志向や多様な働き方に合わせて複数のキャリアを選択できることを明確にした。同モデルの普及に向けて2025年度概算要求で試行事業の予算を計上した。
◉福祉新聞
◉シルバー新報
介護福祉士国家試験に関する参考資料 厚生労働省 全16頁
検討に当たっての考え方・検討事項 (mhlw.go.jp)
上記資料5頁目に記載有<山脈型キャリアモデルについて>
キャリアパスについては、全員がマネジメントを到達点としてキャリアアップしていくのではなく、認知症ケア・看取りケア等の特定のスキル向上、地域全体の介護力向上なども含め、自らの選択で目指していくことが必要。 本人の能力や意欲、またライフステージに応じて、行きつ戻りつしながらキャリアを辿ることが想定される中で、山脈型キャリアモデ ルのイメージについては、介護職にとってはそれぞれの意向やライフステージに応じたキャリアを選択できることが可視化されることに より、自身のキャリアをイメージしやすくなるとともに、早期から自身のキャリアを意識して職務にあたることに寄与すると考えられる。