【無料テンプレ】ペルソナ設定＆ニーズ分析（ステップ2/6）
今日は、ワークフローのステップ2をご紹介したいと思います。
お配りしているワークシート#2では下記を考えます。
ステップ2：ペルソナ設定・ニーズと課題の特定
• メインターゲットのペルソナを設定する
• ペルソナのニーズを具体的に考察する
今回のワークシートは、「ペルソナ」と呼ばれるターゲットを設定し、具体的なニーズや課題を整理するためのものです。
※ すぐにテンプレートをダウンロードしたい方は、ページ最下部の本日のOMIYA🎁へどうぞ。
ペルソナとは・・・
「ペルソナ」という言葉を聞いたことがある方もいれば、初めて耳にする方もいるかもしれません。一般的に、以下のように説明されることが多いです。
ターゲットよりも詳細なユーザー像を描き、ユーザーの思考や行動傾向を分析してマーケティング戦略を立案する際に活用されるもの。
ペルソナを作成する際には、以下のような情報をもとに、よりリアルな人物像を定義することが重要です。
• 基本データ：年齢、性別、居住地、職業、家族構成 など
• 生活習慣：価値観、性格、趣味、ライフスタイル など
• 関心・嗜好：好きな雑誌、ブランド、SNSの利用状況 など
ペルソナを明確にすることで、ユーザー視点に立ったマーケティング戦略が可能になり、より一貫性のあるブランド作りにつながります。
ペルソナを作る目的
ではなぜこのペルソナ設定が必要なのでしょうか。
簡単に言うと、「自社商品・サービスを、使ってほしいユーザーの立場に立って考えること」が重要だからです。
どんな人がどのような状況で使っているのかを、できるだけ解像度を高くイメージしていきます。
まずは誰に？Whoを考えていきます。
ペルソナの細かさは、サービスや商品によって適切なレベルが異なるかもしれませんが、本質はシンプルです。
それは、「使う人の立場になって考えること」。
ただ、この「使う人の立場になって考える」という作業は、言葉で言うほど簡単ではありません。
では、具体的な例を一緒に見ていきましょう。
ペルソナ設定の例：新しく立ち上げたベビーカーブランドの場合
＜メインターゲットのペルソナ＞
1. 属性
• 年齢：32歳 女性
• 職業：アパレル会社勤務
• 居住地：都内
• 家族構成：夫、生後2ヶ月の男の子
2. ライフスタイル
• 現在育休中。子育てに追われながらも、週末は家族で外出を楽しむ。
• 赤ちゃんの健康や安全に気を配り、食べ物や身につけるものを慎重に選ぶ。
• 仕事復帰までの間は、育児に専念したいと考えている。
• 2人目はまだ考えていないが、漠然と「2歳差くらいの兄弟がいたらいいな」と思っている。
• シンプルで洗練されたデザインが好き。
3. ニーズ・課題
• 快適で安全なベビーカーが欲しいが、デザイン性も重視したい。
⚫︎ニーズ 機能性（赤ちゃん視点）
• 振動が少なく、赤ちゃんに負担のかからない設計。
• フラットになり、赤ちゃんが寝てしまっても快適な仕様。
⚫︎ニーズ 機能性（親視点）
• スムーズな操作性：長時間使っても疲れない。
• コンパクトな収納：車に積みやすく、折りたたみが簡単。
週末は車で出かけることが増えると思うので、車に乗せる時にすぐ折りたためるものが良い。
• 軽量＆省スペース：赤ちゃんを抱っこしながら折りたためる。
赤ちゃんと2人でバスや電車で移動する時のことも考え、大きすぎず、重すぎないものが良い。
・赤ちゃんを抱っこ紐で抱っこした状態で、ベビーカーを折りたためるかが心配。
• 電車やバスで邪魔にならないサイズ感。（他人に迷惑をかけたくない）
4. デザイン性
• ベビーカーもファッションの一部と考えており、自分や夫の服の趣向に合うデザインを求めている。
5. 価値観
• 高品質で長持ちするものを選び、価格よりも安全性や機能性を優先。
• サステナビリティに関心があり、環境に優しい製品を好む。
ペルソナの設定を深めるポイント
例えば、居住地が車移動がメインの地域なら、電車やバスでの利便性はそこまで重要視されないかもしれません。
このように、「どこに住んでいるどんな人が使うのか」を具体的にイメージすることが大切です。
どんどんアイデアが出てきて、どんな人かまでイメージできたら成功◎
逆に、あまりイメージが湧かない場合は、基本的な属性から見直してみるのも良いかもしれません。
最終的に設定したペルソナが、自社商品・サービスを使ってハッピーな姿が思い浮かべば、それが正解だと思っています◎
本日のOMIYA🎁
今日は、WS#2のテンプレートPDF をアップします。
例文も使っていただけるようPDFに含めています。
是非ご活用いただけると嬉しいです♪
今日も、明日も良い1日を♪
このPDFは以下のようにご活用いただけます。
• テンプレートとして自由にご使用いただけます。
（ただし、ご自身が作成したものとして講座等で使用されたり、配布することはご遠慮ください。その場合は当方のクレジット表記をお願いいたします。）
