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ダウ理論 押し安値と戻り高値


ダウ理論の押し安値と戻り高値に関しては他に記事を書いていますが、

それを読んでる前提でさらに深掘りして見ましょう

このチャートを見て、どういう波になるでしょうか

例えば、こういう風に見る人がいるかもしれません

その場合、ここが押し安値ですね

そのままどんどん高値を更新していき、押し安値が上へ上がっていきます

すると、ここで押し安値を下に抜けました

そうしたら、トレンド転換が起こります

今度は戻り高値がここになり、下落トレンドになるわけです

でも、すぐにまた戻り高値を上に抜けちゃいましたね

下落トレンドが始まったかと思ったらまた上昇トレンド??って

感じになってますね

押し安値は今度はここでしょうか

次に、こういう風に波を見る人もいるでしょう

人によって波の形は違って見えるわけですね

つまり、再現性がないんです

これがダウ理論の押し安値と戻り高値の最大の欠点となります

再現性がないということは、

例えば、自分であっても、その時の気分などで、

同じチャートなのに、違うように見えてしまうことも

あるということになります

それを防ぐために、僕は1本の移動平均線を表示しています

これにより、僕が見る波は、こういう波になります

このように、移動平均線の波を見て、ろうそく足の波の判断をするんですね

押し安値もこういう感じになります

このように平均値による波を使うことで、

視覚的にわかりやすいですし、

100人いたらおそらく90人くらい同じ波を

見ることができるかと思います

それは、再現性の高さを意味しています

再現性が高いということは、どんなに疲れてても、

どんなに時間がなくても心に余裕がなくても

僕でも君でも貴方でも同じ判断ができるということになります

ダウ理論は環境認識なので、

だいたい把握できてればいいものだと思ってるので、

細かいことは何と無く見てればいいのかなとは思いますが、

できるだけ、より多くの人が判断してることに自分の判断を近づけたほうが

トレードは安定すると思っているので、

このような方法もあるんだということを知っておくと

だいぶトレードの安定性が変わってくるかなと思います。

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