【文章のお悩み⑨】誤字脱字について
前の記事で、現小5,小6の皆さんに、ヒアリングしたと書きました。
その中で挙がったのが「誤字脱字が多い」というお悩みでした。
誤字脱字があると、提出したときに先生から赤ペンが入ってしまうのかもしれません。間違ったところを指摘されると、モチベーションが下がる気持ち、とてもよくわかります。
ライター的に言うと、誤字脱字がないことは人に見せるうえでの最低ラインであり、マナーに近いものです。
誤字脱字がある状態で人に読んでもらうのは、失礼なことだよね! ……と私は新人の頃教わりました。
誤字脱字をなくすためには、何度も読み返してチェックするしかありません。
ただ、これは本当に不思議な話なのですが、何度読み返しても、複数の人でチェックしても、どういうわけか後々になって誤字脱字が発見されることがあります。
人間の目は、それくらい当てにならないんです。
文章を職業にしている大人ですらそうなんだから、小学生に誤字脱字があるのはおかしなことではありません。
大事なのは、できるだけ誤字脱字を減らすために、どうすべきかということです。
前述したように、手書きの場合は何度も読み返してチェックするくらいしか方法はありません。
その際、自分以外の人に読んでもらうのも、一つの手です。
友達や家族に読んでもらって、誤字脱字がないか確認してもらいます。
あとは、時間を取って下書きをきちんとするのも、誤字脱字回避法です。
余裕を持って、落ち着いて書けば、誤字脱字はかなり減らせると思います。
私も相当そそっかしいので、急いで書くと、とんでもない量の誤字脱字を生み出します。
その昔、仕事で書いた原稿を真島さんに読んでもらったところ、信じられない量の誤字脱字があって、二人で爆笑しました。
全然笑ってる場合じゃないのですが、それくらいおかしかったのです。
ともあれ、親しい人だから笑ってやり過ごせるのであって、たとえばこれを初対面の編集さんとかに見せたら、次から仕事が来なくなってしまいます。
話がそれました。
とにかく、誤字脱字は頑張れば必ず減らすことができます。
誤字脱字を減らす具体的な方法を思いついたら、また書きたいと思います。
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