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手帳とペンしか使わない、私のスケジュール管理術
10年以上愛用の「夢をかなえる人の手帳」
昨日、新しい手帳が到着しました。今は、スマホやアプリでスケジュールを管理されているという方も多いかもしれませんが、私は手帳派で10年以上「夢をかなえる人の手帳」(以下、夢かな手帳)を使っています。
使い始めたきっかけは、作者である藤沢優月さんの著書を読んだこと。「時間」や「心」をテーマに、どんなふうに自分と向き合っていけばよいかたくさんのヒントをいただきました。
10年使っているだけに好きな理由は色々とありますが、手帳は人によって大きく好みがわかれるもの。そこで敢えてひとつ具体的なこと挙げるとすれば、この手帳を通して「自分と向き合う時間を取ること」の大切さを学びました。
ここからは、私が実践している手帳を使ったスケジュール管理の仕方についてご紹介したいと思います。
まず確保すべきは「スケジュールを立てるため」の時間!
忙しい日常を、家族と共になるべく快適に過ごしていくためにまず一番大切なのは、「とにかく時間を作って予定を整理すること」だと感じています。
私の場合、週末に翌週の動きを考えるために30分、そして毎朝10分、予定を立てるための時間を作るようにしています。ただでさえ忙しい中そんな時間を取ることすら難しいと感じる場合もあるかと思いますが、この習慣をはじめてから日常生活がぐんと快適になりました。
仕事や自分自身のことに加え、例えば子どもが幼稚園や保育園に通い始めると色々な連絡が次々と入ってきたり、突然の体調不良があったりと思わぬ予定がどんどん増えていきます。
私にとって一番嫌な状況は「やらなくてはいけないことがいっぱいあるのに、何から手を付ければいいかわからず焦っている状態」です。
たとえ忙しかったとしても、自分の現状を把握し次に何をすべきかわかっていれば、「考えて決めた目の前の“やるべきこと”をとにかく淡々と進めよう!」と心が落ち着くこともあり、前ほどイライラしたり不安になったりすることがなくなりました。
手帳に書いて管理するメリットって?
「手書きで紙にスケジュールを書く」というのは、単純なようでやはり大切だと感じています。
夢かな手帳は時間軸のある「バーチカルタイプ」と呼ばれるスタイルで、全ての予定について「かかる時間」だけ線を引いておくことが大切だと教えてくれました。
今では仕事や学校行事、人と会う約束などだけでなく、移動時間や日用品の買い物、子どものお迎えなどについても、時間軸上に線を引くようにしています。
それぞれの予定に必要な時間がぱっとイメージでき、スケジュールを把握しやすいし、「この日は思ったよりも時間がないから、これを先にやっておこう」といった具合に、予定を記入することで自然と優先順位が見えてくるなど頭が整理される点もメリットだと感じています。
「TODOリスト」でヌケモレ防止
手帳に書いてあるスケジュールを踏まえ、その週にやるべきことや忘れてはいけないメモなどは「TODOリスト」としてまとめています。やることを再度リストにまとめ直すことは一見手間に思えますが、日々のヌケモレもストレスも減り、結局効率が良い気がしています。
例えば幼稚園や学校からのおたより、家の消防点検などなど細かな「用事」は日々どんどん増えていきます。一番嬉しいのは「書いたら忘れていい」ということで、私は頭の中にため込まない方がストレスがなく、終わった用事をリストから消していくこともちょっとした快感があります(笑)
時間管理は、自分を縛ることでなく「心のゆとり」作ること
子育てしながらの毎日は常に慌ただしく、気が焦ることやスムーズに進まないことの方が多いと思います。
でも、「これはいつすること」と予定や時間の目安が決まっている方が、自分がちゃんとできているのか遅れているのか状況が把握できます。
そして時間を区切っておくほうが、その時間内に「やるべきことに」対して集中できるし、終わらなかった場合も対策しやすいと感じています。(実際、何かアクシデントがあったり時間が足りなくなってしまったりした場合は無理せず翌日以降に持ち越すなど、フレキシブルにしています。)
私の場合は、今の形でスケジュールを立てるようになってから以前よりも少し予定や気持ちにゆとりが生まれました。余裕を持った時間配分や、ちょっと休憩する時間を作ることなども心掛けるようにしており、時間がない中でイライラして、子どもたちを必要以上に怒りすぎてしまうことが少し減りました。
時間を決めることは自分を縛ることではなく、心の余裕を保つためにも大切なことなのではないか
今はそんなふうに感じています。
子どもたちに呼ばれたときに、ちゃんと相手の目を見て応えられる自分でいるためにも、これからも日々手帳と向き合いながら生活していきたいと考えています。