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建設DXに役立つソフトウェア

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「建設DXに役立つソフトウェア」についてまとめています。
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2024年9月の記事一覧

【建設生産支援クラウド×建設BPO】施工管理アプリ「Photoruction」を徹底解説

「Photoruction」は、2021年のJMRの調査で「生産性の向上が期待できる」「サポートが充実」「建設業事業者に推奨したい」の三冠を獲得した人気の建設生産支援クラウドサービスです。今回は、株式会社フォトラクションに独自提供していただいた資料をもとに、Photoructionの魅力を徹底解説していきます。 Photoructionの特徴は、「建設生産支援クラウド」「建設BPO」「建設業特化型AI」を組み合わせた施工管理支援サービスです。プロジェクトの情報を一元管理でき

Autodesk社のBIMクラウドプラットフォーム「Autodesk Construction Cloud(ACC)」。最先端を走るCDEの魅力とは

建設DX(デジタルトランスフォーメーション)に向けて官民一体で建設プロセスのデジタル化を進めるなか、BIM環境の中心的な役割を果たすのがCDE(共通データ環境)です。CDEは各社の建設プロセス全体を支えるプラットフォームになるため、最適なCDEサービスを選ばなければいけません。 CDEサービスはさまざまな製品が登場していますが、なかでも有力なのがAutodesk社の「Autodesk Construction Cloud(ACC)」です。CAD時代から信頼の厚いAutode

共同作業とRevit双方向連携が魅力の「FAST ZERO」。建設DXを見据えた鉄骨専用CAD

鉄骨専用CADを手掛ける企業で、いち早く建設DXを見据えた開発を進めてきたのが「株式会社ファーストクルー」です。ファーストクルーは従来製品の「FAST Hybrid」のころから「FAST Hybrid for Revit」を開発しており、BIMソフトウェア「Revit」との連携を実現していました。 「FAST ZERO」は2023年6月に同社が発売した新しい鉄骨専用CADです。この記事では、FAST ZEROおよび関連ソフトウェアのFAST ZERO for Revitの特

StreamBIMで働き方がどう変わる?一級建築士が実際に使ってみてわかった生産性向上・品質向上効果とは

竹中工務店も採用している「StreamBIM」が話題今回紹介する「StreamBIM」は、共通データ環境(以下、CDE)に対応しているクラウドプラットフォームサービスです。大手ゼネコンのひとつ「竹中工務店」が新しい生産システムに取り入れたことで注目を集めました。 筆者は、構造設計者として竹中工務店に11年間勤務した経験があり、StreamBIMを積極的に活用している現場と仕事を行ったことがあります。その現場では、StreamBIMを活用し、生産性・品質向上に取り組んでいま