砂糖とみりんを捨てたパティシエお気に入りの調味料【ドライフルーツ甘酒】
こんにちは。家の砂糖とみりんを捨てたパティシエのライオツです。
子供が寝ているうちにキッチンでPCカタカタしてます。
私は20代の頃、パティシエとして研究したい欲が強くて、もうとにかく日々ケーキ屋さんを巡り、お菓子やアイスやチョコを食べておりました。
そしてアラフォーの今、しっかりツケが回ってきてます。
健康的な食事を目指して和食にしようにも、本格的なレシピ通りに作るとみりんやお砂糖をかなり使うことになります。
そんなわけで甘酒が気になり出しました。
でもいきなり甘酒に変えると舌が慣れないので、甘さが足りなく感じます。
旦那も気づかないうちに、家から砂糖が消えるまでの移行期間が必要です。
そこでおすすめなのが、甘酒を作るときにドライフルーツを入れて甘さを追加する方法です。
もし自宅で甘酒をすでに作ったことのある方なら、自分のレシピに好きなドライフルーツを加えて、楽しんでみてください。
我が家の場合はこちらの分量を3合炊きの炊飯器で作っています。
飲み物の甘酒というより濃縮甘酒のような甘麹(あまこうじ)のレシピです。
熱いお湯 600g
冷凍ご飯 200g
米麹 200g
好きなドライフルーツ 50gくらい
60℃以上になると麹菌が死んでしまうので、温度計があれば麹を混ぜる前の温度を測るのが理想。50℃くらいだとスムーズに発酵が始まる。
米麹にも種類があるけど、私は日持ちする乾燥麹が好み。固まっているタイプなら手でほぐしてパラパラにしてから入れるのが楽しいけど、まぁ入れてからしゃもじでほぐす程度でもいずれほぐれる。
炊飯器の蓋を開けたまま10時間から14時間保温する。さすがに一晩開けっぱなしだとホコリとか入りそうなので、何かしら被せている。よく濡れ布巾を被せるって書いてるんだけど、毎回カピカピに乾くので、濡れている必要があるのかよくわかってない。
ドライフルーツのオススメはいちじく、クランベリー、レーズン。いちじくは後でプチプチ感が残るけど、そもそも美味しいし栄養的にもありがたい。丸ごとより軸の硬い部分を取り除いて、4分の1ほどにカット。
クランベリーやレーズンだと甘酸っぱい香りがして、料理にも使いやすいし安価なのも良き。今回のように色々ミックスでも大丈夫。
注意点は、中にはオイルコーティングしているものがあるので、レーズンなどは食品表示を見て「植物油脂」などと書かれていたら湯通しして水気を切ってから入れること。
ガチガチには固まらないので、容器に移して冷凍庫に保管しておくと自家製でも1ヶ月は日持ちする。すぐ使うなら冷蔵庫に1週間分、残りを冷凍でも良い。
すぐ出来ないものは面倒くさいと感じる方もいらっしゃるかと思います。
慣れです。炊いたご飯が余ったときに、200g量って冷凍しておくことくらいです。また別日の晩御飯の後、炊飯器が空いたら材料入れて保温。12時間後に取り出すつもりでいれば、2時間前後は余裕があるので良きタイミングで取り出しています。
常温だと発酵が進んでしまうので、必ず冷やして保管されてください。
そのまま飲むには濃いので、お好みでお湯や豆乳で薄めますが、ほとんど食べてなくなります。煮物ならみりんや砂糖の代わりに置き換えれます。
我が家の使い方
1位 味噌汁に入れて白味噌っぽい甘みを出す
2位 醤油と甘酒 1:1で肉や野菜炒める(照り焼きっぽい味付け)
3位 醤油と甘酒と酢 1:1:1でキノコ炒める(マリネ風)
4位 水切りヨーグルトと甘酒 1:1で凍らせてアイスにする
5位 ヨーグルトにかけたりパンケーキ作る
炒める時、甘酒が入ると焦げやすいので、お肉や野菜やキノコなど具材を先に炒めてから、最後に甘酒を混ぜた調味料を全体に絡めます。混ぜながら水分を飛ばして味見します。
自分で作ると愛着が湧いてさらに美味しく感じますから、お心に余裕がある時に挑戦していただけたらと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
どうぞ美味しい時間が過ごせますように。