発達障害の診断・療育・手帳までのまとめ
こんにちは、こんばんは。
春の訪れの準備が新学期を急かしているような、
日々の流れに戸惑いを感じている私です。
あれから次男の発達検査も無事に終わり、
受給者証の発行手続きも終えて、
療育センターの日程調整に入りました。
一旦、ここでひと休憩に入りますが
1.2か月後に市が統括している所へ
療育手帳の発行手続きが待っています。
実際、診断がおりてから療育開始、
療育手帳の発行手続きまでに
かなりの時間がかかります。
今回は、実際に私が行った1連の流れを
分かりやすくまとめてみました。
・日常の些細な違和感と
保育園からの指摘
わが家は、年子でお兄ちゃんが
自閉症スペクトラム、弟がADHD
(注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害)が
主体の自閉症スペクトラムっ子です。
二人共軽度の知的障害を持っています。
次男の違和感に1番始めに気が付いたのは
私でした。ちょうど長男の一連の手続きが
終わり、療育に通いだして落着き始めたときで
当時次男は2歳とちょっと。
1歳半検診でもひっかかることもなく
順調に育っていましたが、日常での
ふとした時の違和感がどうしても
拭えずにいました。
その違和感とは
・つま先歩き
・耳を塞ぐ行動
・極度の怖がり・夜驚症のような症状
この上記の3つが当時妙に気になっていました。
「もしかしたらこの子も
持っているかもしれない。」
日を追うごとに強くなっていったのを
覚えています。
長男のようにはっきり発語の遅れがなかった為、当初は旦那さんも否定的でした。
そんな中、保育園の担任の先生から
園での日常と指摘を受けたのです。
懇談の際に園での困りごとや内容を聞いたときに
私の中で確信に変わりました。
指摘を受けた時期が3歳児半検診目前でも
あったため、3歳児半検診とともに
心理相談の担当に繋いでもらうことにしました。
・専門病院の受診・発達検査
うちの市では、
区役所からまず心理相談員より
親からの聞き取りをしながら子供の様子を
観察してもらいます。
心理相談員から積極的に子供に話しかけ、
状況を見てくれます。
そこで区域内から区域外も含めた
専門の医療機関の資料を貰います。
中には、親の違和感や困りごとを内科へ
受診・相談し、
心理相談員へ繋いでもくれるみたいです。
私の場合、長男の一連の流れを把握していた為、心理相談員へ直結する区役所で
手続きを行いました。
そのあとは、旦那さんとも相談して
長男が定期受診している病院へ一度発達検査を
受ける為、受診の予約をとりました。
その病院は、小児内科と発達外来が
併設していて、一旦小児科で診察、診断を受けて
専門の発達臨床士の先生より後日(数週間後)
発達検査を受けます。
専門医による発達検査は、
だいたい2.3か月待ちのところが多いです。
・区役所・市役所での受給者証の発行
手続き・療育手帳発行の手続き
専門医による発達検査の予約を取った後、
療育に通わせるためには【受給者証】の発行が
必要不可欠でです。
俗にいう、「放課後等デイサービス」等の
福祉施設を利用するために
必要な証明書になります。
受給者証の発行手続きに必要なものが
【診断書】です。
私の場合、小児科で診断名がついた時点で
診断書の発行をお願いし、その足で区役所へ
向かい、受給者証の発行手続きを行いました。
次男の時は「やっぱりか。」という
気持ちがかなり占めていたので
心の躓きもなく、区役所へ向かうことが
できましたが、
初めての時はそうもいきませんでした。
【障害受容】には時間がかかるものです。
私もかなり時間がかかりました。
受け入れるって事の難しさを思い知りました。
いまだに言葉の表現や障害に対する受容について
は悩む日々です。
なので、この記事にたどり着き、
不安に押しつぶされそうになっている方、
障害に対して頭と心が追いついていない方は、
決して急がず、
自分の心と向き合う時間にあててください。
障害受容に関しては上の記事をご参考までに𓈒𓂂𓏸
受給者証の発行を終えると、
数週間足らずで郵便で届きます。
受給者証がもらえると
福祉施設サービスを受けることができます。
年齢にあわせて異なりますが、わが家の場合は
【療育】といって未就学児が通う
福祉施設になります。
療育にも二パターンあって、
長男次男共に【個別療育】を
受けています。(次男は日程調整中。)
療育の選択については次回の記事で。
ざっくりとこんな感じですが、
診断から療育を受けるまでの流れと、
療育手帳発行手続きの大まかな流れです。
再来月に児相で療育手帳の発行の為の検査を
受ける日程通知が届きました。
1年半ほど前のことなのに、
はるか昔のようなそんな感覚でいます。
長男の時のように心が真っ暗闇で、
うずくまる様な、
そんなどよんとしたものは無くなりましたが
相変わらず
【私として子供たちにできることは何か。】を
模索し続けています。
できることなんて限られていて、
子供ながらに成長して
人生と向き合って生きていくんでしょうが。
できるだけ一緒の歩幅で、一緒の目線で、
ともに生きていける処まで生きていきたいな、と。そう思います。
では、また。