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気が付かない異常な血糖値

よく会社の健康診断で、血液検査をする事が多いと思います。

結果が返って来て、よく話題に上るのがコレステロールや血糖値、中性脂肪などですね。

血糖値とHbA1Cがセットで話題に上がる事が多いと思います。
HbA1Cとは、過去1~2ヶ月前の血糖値を反映するもので、この値が高いと日常的に血糖値が高いと判断されて、糖尿病を疑われます。


糖尿病の精密検査といえば、糖負荷試験というものがあります。
甘い飲み物を飲んでその後の血糖値の変化を見るのですが、検査時間が2時間のものと5時間のものがあります。

通常は、糖尿病かどうかを見るだけなので、2時間で終わるものがほとんどです。
5時間で行なわれるのものは、低血糖症の状態を確認するために行われます。この時は血糖値と同時にインスリン値も計ります。

そんな中で、異常な血糖値が分かり難いものに、「食後高血糖」と「夜間低血糖」という状態があります。

食後高血糖は字のごとく、食事をした直後に急激に血糖値が上がってしまう状態です。
急激に血糖値が上がってしまうとインスリンをたくさん出して下げようとしますが、そうすると血糖値が急に下がる事になり、再度血糖値を上げようとしてアドレナリンが出て、その副作用で体調不良になってしまいます。

夜間低血糖は、眠っている間の血糖値が下がっている状態です。
眠っている時は食事を摂りませんので、肝臓で蓄えられていたコルチゾールを使って血糖値を安定させているのですが、昼間ストレスなどでこのコルチゾールを使ってしまうと夜間の分が不足して、低血糖の状態になってしまうということです。

今は血糖値を24時間計るために、リブレというものが市販されています。
これは、直接血液の血糖値を計るものでは有りませんが、血糖値の目安になります。

これで、自分の血糖値を把握されていらしゃる方も多いです。

また、血糖値は気にしなくても良い方でも、食べ物それぞれの血糖値の上がり方は個人差が大きいので、リブレを使って私はこの食べ物を食べると血糖値が上がりやすいんだなと理解しておくと、糖尿病予防のために有効なで、やってみる事をお勧め致します。


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