これでいいのか!?日本の義務教育
はじめに
中学受験が一般化してから早何年でしょう!?
近年は、格差社会、どこの家も厳しいとと言われていますが、中学受験熱は過熱するばかりです。
中学受験は確かに良い面もありますが、家計負担は多く、大変心配しています。
そんな心配をよそにこのような記事を拝見しました。
誰もが中学受験する時代!?
格差社会だと言われていますが、格差はあってはならず、皆中学受験や大学進学ができる社会が平等という風潮が続いています。
しかも、家計が厳しいから切り詰めての受験ではなく、皆塾に行くのだから塾に行き、たくさんの学校を受験することが当たり前のような記事が多いことが気になっています。
国公立一本勝負
中学受験であれば、国公立の中高一貫校へ一本勝負し、駄目なら地元の公立中学という選択で良いのではないかと思うことがあります。
お住まいの地域の状況にもよるのかもしれませんが、どちらかと言えば、全ての人が学費等が高額な私立中学を目指すことに違和感さえあります。
バラマキ子育て支援よりも
先日、このような子育て支援が発表されました。
このバラマキ、親がしっかりしていない家庭は親のポンポンへ
子どもに使う家庭も、塾代にでも消えるのでしょうか?
ならば、公教育に投下してほしい資金です。
現在、きめ細かな対応を学校に求める家庭が増えています。
各家庭に配るのではなく、公教育の現場の人員を増やしたり、専門性の高い職員を配置したりといった環境整備に子育て支援のお金を使ってほしいですね。わざわざ私立に行かなくても、公立で十分だという体制を作る方が、全体としては本来助かるはずです。
アメリカでは、先生にドネーションができる仕組みがあり、教育の質を直接的に支援することができました。
日本はそうしたことができませんし、家庭に直接配るのではなく、先生たちの賃金や労働時間の短縮、専門職の方を入れることに寄っての役割分担などできる体制づくりに使ってほしいところです。
最後に
近年は、絆創膏を貼るような政治が増えている気がします。
また、塾や私立の学校が儲かる仕組みが当然という世の中で良いのかと思うことが多いです。
中学まで義務教育なのですから、公教育の現場の改善をし、お金を掛けなくても安心して教育が受けられるようにしてくことが本来の姿ではないかと思っています。
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