Mirai Arita

関東在住/女性/1984年生まれ/ 社内翻訳者(日英、英日)/  【得意】英検準1級、…

Mirai Arita

関東在住/女性/1984年生まれ/ 社内翻訳者(日英、英日)/  【得意】英検準1級、TOEIC835点、技術英検2級  【好きなこと】ストーリーを書くこと  【今後について】生き辛い日本社会で、自分が心地よくいられる場所を作ろうと模索中

最近の記事

口腔ケアから健康へ!

歯を見せてニッコリと笑う。 私の夫は、私のこの笑い方が好きだ。 確かに白い歯は見栄えがいい。 私は長年歯のケアを大事にしてきた。 それは歯を綺麗に見せる為、つまり容姿の為だった。 が、歳を重ねると共に考え方も変わってきた。 美の為ではなく健康でいるために歯のケアをするようになった。 口腔ケアは健康のために大事である。 近年では口の中のケアと様々な疾病との関係性が明らかになってきた。 そうした情報に触れる中で、より意識して口腔ケアを大事にするようになった。 健康で人生を楽

    • 株式会社KOTENの個人クルーになった。 どうか日本を住みやすい国に、人々が共生出来る国にして欲しい。 彼らに期待しています!

      • 目的が同じ人、価値観が合う人と、ゆるく繋がり互いにサポートしながら共生する。 そうすれば老後1人になっても怖くない。そんな未来を作りたい。

        • ごっつんこ

          こうは、とんぼが大好きです。 しっぽが赤いとんぼが一番好きです。  こうと同じクラスのマイクは虫がきらいです。虫がこわいのです。  ある日、教室の窓から赤色のとんぼが入ってきました。  こうは、とんぼをつかまえようと手をのばしました。  マイクはあわててとんぼから逃げようとしました。  ごっつんこ。  二人のおでこがぶつかりました。  マイクは、こうを見ました。  こうもマイクを見ました。  二人は目が合いましたが何も言いませんでした。  とんぼが窓からとんでいきました。  

        口腔ケアから健康へ!

        • 株式会社KOTENの個人クルーになった。 どうか日本を住みやすい国に、人々が共生出来る国にして欲しい。 彼らに期待しています!

        • 目的が同じ人、価値観が合う人と、ゆるく繋がり互いにサポートしながら共生する。 そうすれば老後1人になっても怖くない。そんな未来を作りたい。

        • ごっつんこ

          カメムシ 「人間からの視点」 触るってきゅうりの匂い 臭い上に作物を食べる害虫 邪魔もの 「スズメからの視点」 カメムシは歯ごたえあって 美味しいな これで我が子を養える 有難い存在だ

          カメムシ 「人間からの視点」 触るってきゅうりの匂い 臭い上に作物を食べる害虫 邪魔もの 「スズメからの視点」 カメムシは歯ごたえあって 美味しいな これで我が子を養える 有難い存在だ

          駅のホーム

          金曜日の夜、仕事帰りの健太は自宅最寄り駅のホームにあるベンチに腰を掛けた。健太は毎朝一時間半をかけ電車通勤をしていた。一週間の仕事を終えた金曜日はこうして駅のベンチに一人座り、ビールを飲む時間がたまらなく幸せだった。 若いころは会社の同僚とよく飲みに行った。しかし、中年期になり、出世競争の勝敗の結果が出た頃から同僚との関係は希薄になった。一人で居酒屋に入るのも気が引けた。ある日、駅のホームのベンチで缶ビールを飲むサラリーマンを見た。それから健太も真似をするようになった。

          駅のホーム

          赤色の石 ロック

          石のロックは、まわりの石たちと違って、色が赤いのが自慢でした。 山の上のたくさんの石ころの中で、赤色なのはロックだけでした。 他の石たちは、黒や灰色をしていました。 「僕の太陽とおなじ真っ赤な色なんだ。すごいだろう」 「この山は、一番高い山なんだ。ぼくは一つしかない赤色の石なんだ」 こう言って、いつも自分の話ばかりしていたので、 他の石たちからは好かれていませんでした。 ある日、大きな鳥が山の上を飛んでいました。 「大きな鳥だな。僕もあの鳥のように飛んでみたい」

          赤色の石 ロック

          アイデンティティ

          戸籍上の父親に対して「認知無効の訴え」をおこした。 この男(戸籍上の父親)は、私の実の父親ではない。 未婚で私を出産した母は、母の姉が経営していたスナックで働いていた。 そこでこの男と出会い結婚をしたのだ。 二人が結婚する際、母の父親(私の祖父)の勧めにより、私を実の娘として認知したのだ。当時私は4歳だった。 そこから私の人生の苦悩が始まった。 私はこの男に性的虐待をされ続けてきた。 私は大人になった今でも複雑性PTSDで苦しんでいる。 なんとか平静を保ったふりをして、会社

          アイデンティティ

          駅のホームと缶ビール

          金曜日の夜、仕事帰りの健太は自宅最寄り駅のホームにあるベンチに腰を掛けた。 健太は毎朝一時間半をかけ電車通勤をしていた。 一週間の仕事を終えた金曜日はこうして駅のベンチに座一人ビールを飲む時間がたまらなく幸せだった。若いころは会社の同僚とよく飲みに行った。 しかし、中年期になり、出世競争の勝敗の結果が出た頃から同僚との関係は希薄になっていった。それぞれ家庭を持ち忙しくなった。 かといって一人で居酒屋に入るのも気が引けた。 ある日、駅のホームのベンチで缶ビールを飲む会社員を見た

          駅のホームと缶ビール

          葉っぱの一生 葉っぱが舞いながら地面に落ちた。 新緑として芽吹いた時 枝から風景を眺めていた時 紅葉して赤色に染まった時 ヒラリと舞った時 地面に落ちた時 どの時が一番好きだっただろう。

          葉っぱの一生 葉っぱが舞いながら地面に落ちた。 新緑として芽吹いた時 枝から風景を眺めていた時 紅葉して赤色に染まった時 ヒラリと舞った時 地面に落ちた時 どの時が一番好きだっただろう。

          中高年女の独り言

          日光の湯滝に行った。美しく妖精が出そうなお伽話の世界だった。 このような自然の中にいると心が落ち着く。 が、人との関わりもまた私たち人間には必要だと思った。 つまり、何事もバランスが大事なのである。 何か一つの道を究めることは美しいが、私には合わない。 少しずつ多様なことを経験しながら楽しむのが私にはちょうどいい。 無理をしない。 日々の移り変わりを楽しみながら社会と適切につながっていく。 その生き方が私には合っているのだと気づいた。 来年41歳になる。中年である。 若

          中高年女の独り言

          ハイキング 何の為に歩いているのか、私にも分からない。 ただ楽しいから。五感が喜んでいる。 下を見れば石が転がっている。 上を見れば葉が揺れている。 土の香り。水の音。鳥の歌声。 土を這う昆虫。 私も自然の一部であると気付かされる。

          ハイキング 何の為に歩いているのか、私にも分からない。 ただ楽しいから。五感が喜んでいる。 下を見れば石が転がっている。 上を見れば葉が揺れている。 土の香り。水の音。鳥の歌声。 土を這う昆虫。 私も自然の一部であると気付かされる。

          自然と共に

          花の出荷 土から切り離されて出荷される花々。 どんな気持ちなのだろう。 仲間と別れるのが悲しいのだろうか。 自分がどこへ連れていかれるのか不安だろうか。 それとも何が起こるのか楽しみなのだろうか。 その美しさで人を喜ばせることは本望だろうか。 そう考えるのは人間のエゴだろうか。 愛する我が子 君の小さく柔らかい手 僕に全信頼を置き委ねている小さな手 安心しきってスヤスヤと眠る君 僕は決して君を傷つけることはしない。 どんな相手と戦ってでも僕は君を守る。 言葉の不思議 人は

          自然と共に

          空には暗灰雲。私の心もどんより。 偶然見かけた軒先から滴り落ちる雨が私の心を慰めた。 一瞬で優しい心になった。

          空には暗灰雲。私の心もどんより。 偶然見かけた軒先から滴り落ちる雨が私の心を慰めた。 一瞬で優しい心になった。

          有田未来(ありたみらい)の自己紹介

          有田未来の自己紹介です。 よろしければ少々お付き合いください。 「現在の仕事」 社内翻訳者。技術文書の翻訳をしています。(日→英、英→日) 機械翻訳なのであまり頭を使いません。 経歴 医療機器メーカー 品質保証      ↓ 医薬品用ゴム栓製造メーカー 品質保証     ↓ 医療機器メーカー  規格管理 「課題」 そもそも学校をドロップアウトした私(詳しく下記に書いてあります)には 日本社会は息苦しい。。 自分は欠陥品であることを自覚し、自分らしく生きられる場所を探そう

          有田未来(ありたみらい)の自己紹介

          笑うこけし

          私は腹の底から怒りが湧いてくるのを感じた。派遣先の会社に出社して机を開けると木彫りのこけしがあった。彫刻刀で削った無色の荒削りのこけしが一番上の引き出しに入っていた。 これが噂のこけし―—。 派遣社員仲間の間で話題となっている話があった。派遣社員の幸子は陰気で性格が悪く、嫌がらせが趣味のような女だった。幸子はいじめのターゲットを決めると机の中にこけしを入れ、陰湿な嫌がらせを始める。 「静が次のターゲットか。意外だね。静は絶対にないと思ってた。」 隣の席の派遣仲間が話し

          笑うこけし