入院生活
私は2月17日から精神科病棟で入院している。
今日は初日の出来事をブログに書こうと思う。
まず病院についてから、病院の外でPCR検査を受けた。
無事陰性だったので、色んな手続きやカウンセリングを受けて
入院病棟へ入ることができた。
私の通っている病院はすごく綺麗で、最近建てられたものだった。
だから、病室もすごく綺麗なんだろうなとワクワクしていた。
だが、連れて行かれたところは予想外のところだった。
部屋は真っ白で、
部屋の中にはベッド、トイレ、洗面台、鏡しかない。
それに、監視カメラもついている。
刑務所みたいなところだった。
後で聞いた話だが、
この部屋は規則を破った人たちが入る
保護室
というところらしい。
おじいさんの怒った声や、
おばあさんの叫び声も聞こえてくる。
大きい音がダメな私にとっては地獄だった。
耳栓も看護師さんに取られている。
まず初めに来た人はここに入って血液検査を受ける。
血液検査に異常がなければ普通の病棟へ移れるそうだ。
だが、私が病院へ来る前日、
雪が降っていて業者の人が遅れているそう。
採血は明日の夕方と言われた。
保護室の中は何もすることがない。
携帯の持ち込みが許されたのだけが唯一の救いだったかもしれない。
私は保護室の中でひたすら
死にたい。自分なんて死ねばいい。
と考えていた。
することがないからこそ、いらないことを考えてしまう。
死にたいのに死ねないのが辛いんじゃない。
死にたいと考えてしまうのが辛い。
苦しい。
疲れる。
私にとって死にたいと考えるのは結構体力がいるのだ。
そんなことを考えながら退屈な1日が過ぎていった。
あー、死にたいな、
(2022.02.19.)
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