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写経からの気づき話(╹◡╹)
昨日は久々に写経をしようとペンを持った。
今わたしの手元にはペンとノートしかない。
筆ペンのようなものもないので、ただただ
ノートにボールペンで書いた般若心経。
久しぶりすぎて(タイトル写真が前回、昨年2月)
一文字目は普段持ち慣れてるボールペンなのに
緊張した。そしてノートは真っ白なタイプ。
線も引かれていない為、どんな大きさ、行間で
書こうかと書く前から頭を悩ませた。
描き初めの数行は一文字一文字、緊張と集中で
なかなか力が入っていた。
数行書き進めたら、「あれ?これなかなか
いい感じに収まりそうやな?!」とか
「今でどのくらい時間経ったかな」とか
雑念が頭を飛び交った。と同時にそれを
俯瞰している自分がいた。
「ああ、もうすぐ字ミスるよこれ、」って
身体と頭と同時進行で実況しているわたしがいて
その瞬間、手はその通り、間違えた字を書き始め
思わず笑った😂
手が勝手に動いてるのがわかった。
意識が手にいってないのに気付き、また
手に意識を戻す。おもしろいな〜
そんな感じで書き終えた写経全体を見てみると
なんだかわたしの人生のように感じた(╹◡╹)
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ちなみに左から書き進めているので
左から8、9行目くらいまでは行間ぎちぎち。
まるで、生まれてから20代までの濃密感のよう。
何もかもが新鮮だけど、全てのことに
緊張感もあり、自由に羽を伸ばしきれない感じ。
中間から、なんとなく人生には
終わりがあることを本質的に捉え、終わりに
向かって羽根を広げていくように、行間も字体も
少し広がりが見える。けれど、その間にも
つまづいたり、転んでは、また意識を集中し
直したりして軌道修正している様は
まさに今30代に突入しようとしている
わたしみたいだ。
終盤は、死を近くに感じ
それを受け入れながら生きる人間のような
ゆとりと余裕を感じる字体(に見えるw)
そして最後の余りに余った余白は死ですね笑
これら全て、わたしが経験したことを通し
そう見えているだけなのですが。
こうして見返すことも、面白いですよ写経。^_^
最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。