第67号【ミラコン通信】▽未来の学習コンテンツマガジン▲【 2024年12月24日発行 】 未来の学習コンテンツEXPO 明日12月25日開催! 学校での生成AI活用や注意点 新ガイドライン案まとめる
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■【ミラコン関係イベント】
▼未来の学習コンテンツEXPO 明日12月25日開催!
https://gakujoken.or.jp/miracon-expo/
▼「未来の学習コンテンツEXPO 2024」(冬期)の開催
・日時:2024年12月25日(水)
・会場:東京富士大学(東京都新宿区)で開催
・テーマ「2040年に働くための学びのコンテンツ ー教育データを活かした評価ー」
・基調講演1「教育DXを展望する(仮)」田村恭久(上智大学理工学部教授)
基調講演2「教育データサイエンスセンターの取組(仮)」白水 始(国立教育政策研究所総括研究官)
シンポジウム 個別最適な学びを効果的にする学習評価のCBT化とIRTの導入
登壇者:楊 達(早稲田大学文学学術院文学部教授) ※CBTの専門家
登壇者:光永悠彦 (名古屋大学 大学院教育発達科学研究科 准教授) ※IRTの専門家
登壇者:CBT運営団体
そのほかセミナー、ワークショップなど多彩なプログラム。
申し込み:https://miracon2024winter.peatix.com/event/4183679/
※未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)出展・協賛・公募募集のご案内
https://gakujoken.or.jp/ghp/miracon2024-w-kyousan/
▼「超AI世代教育の放談会」オンライン開催のお知らせ
開催日:2024年12月25日(水)12:00から1時間程度
オンライン開催
2024年12月25日(水)は学情研主催「未来の学習コンテンツ-EXPO」が開催されます。
本イベントのプログラムの1つとして、「超AI世代教育の放談会」を開催いたします。
「未来の学習コンテンツ-EXPO」は対面ですが、「超AI世代教育の放談会」はオンラインのみで開催いたします。
参加費は無料です。
申し込み:https://miracon2024winter2.peatix.com/event/4232496
▼未来の学習コンテンツ関連HP
・日本語リーディングリテラシー研究会
https://sites.google.com/view/jrlt2020/
・「学びをまなぶ」Webサイト
https://mitsumura-edulab.org/
・まなびをつくるまなびをつなぐ
一般社団法人つくるとつなぐのまなび
https://cilo-j.org/
・公益社団法人学習情報研究センター
https://gakujoken.or.jp/
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■【Pick Up:話題の教育テーマ・教育資料】
・初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する検討会議(第7回)配布資料
初等中等教育段階における生成AIの利用に関するガイドラインの改訂について
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/193/siryo/mext_01976.html
・学校での生成AI活用や注意点 新ガイドライン案まとめる 文科省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241222/k10014675241000.html
・授業準備で生成AI活用「有用」 文科省、学校利用の指針改定案
https://nordot.app/1242654052041605514
・学校基本調査
学校基本調査は、学校に関する基本的事項を調査し、学校教育行政上の基礎資料を得ることを目的としています。
全国の幼稚園、幼保連携型認定こども園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、
大学、短期大学、高等専門学校、専修学校及び各種学校を対象に、毎年実施されます。
調査の内容は、5月1日現在の学校数、在学者数、卒業者数等であり、調査の結果は、
当面する教育の諸問題を解決する基礎資料として利用されているばかりでなく、将来の教育計画を立てる際の貴重な資料として役立てることができます。
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00400001&tstat=000001011528
・学校基本調査-令和6年度 結果の概要-
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/kekka/k_detail/2024.htm
・小中学生、前年度比14万人減で過去最少…学校基本調査
2024年度の小学生は594万1,733人(前年度比10万7,952人減)、中学生は314万1,132人(同3万6,376人減)と
いずれも過去最少となったことが2024年12月18日、文部科学省が公表した学校基本調査(確定値)により明らかとなった。
https://reseed.resemom.jp/article/2024/12/19/10006.html
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■【未来の学習コンテンツに関する情報】
<未来の学習コンテンツ・サービス・情報の紹介>
教育関連サービス・コンテンツ情報
・全国教育委員会のフィルタリング導入率が約98%に上昇--デジタルアーツ調査
https://japan.zdnet.com/article/35227390/
・3Dメタバースによる、子どもたちの学びと居場所の空間とは
[提供] 大日本印刷株式会社
https://www.jt-tsushin.jp/articles/case/platform-dnp-20241217
・東京書籍、大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオンにて、 “2050年の未来の学び場”を展示
https://www.atpress.ne.jp/news/420681
・ネットワークを通じて人間の感覚や動作を拡張する人間拡張技術で
社会課題の解決をめざす「人間拡張コンソーシアム」に6社が参画
https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2024/12/newsrelease241217_2.html
・【ユーザー10万人超】岡山県独自の学習コンテンツサイト
子どもたちの興味を引きつける魅力的な授業を実現する『おかやま まなびとサーチ』とは?
岡山県教育委員会
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000154316.html
・埼玉県三芳町とNSSOL、プログラミングで学ぶ環境教育教材を共同開発
https://japan.zdnet.com/article/35227385/
・学習ゲーム「ベティア ペラペラ英語アドベンチャー」、東京・渋谷区のふるさと納税返礼品に
https://ict-enews.net/2024/12/19dxg/
・ベネッセ、生成AI活用で制作工数を半減へ サイバーエージェントと協業
https://www.advertimes.com/20241219/article484369/2/
・クラウド型 次世代Webフィルタリング
InterSafe GatewayConnection | 教育関係者様向け
テレワークや持ち帰り学習にも最適なフィルタリング
https://www.alsi.co.jp/security/isgc/education/
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■イベント・セミナー等情報
・1/7令和6年度リーディングDXスクール事業
公開学習会特別講座「これからのGIGA!!! 教科の学びをどう深める!?
主催者 リーディングDXスクール事業イベント事務局
カテゴリー 公開学習会
開催方法 オンライン開催
開催日時 2025/01/07(火)15:30 〜 2025/01/07(火)16:30
https://leadingdxschool.mext.go.jp/event/10587/
・研究基盤EXPO2025
テーマ「研究基盤エコシステム~先端研究設備・機器の整備、人財、利活用、開発の好循環とは~」
会 期 2025年1月23日(木)~ 2025年1月30日(木)
主催 ⼀般社団法⼈研究基盤協議会(CORE)
協力 株式会社島津製作所、日本電子株式会社、株式会社日立ハイテク
後援 一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA)
https://www.jcore2023.jp/activities/expo/expo2025/
・2/1探究に関する研究発表大会およびEIC2024TOKYO
https://collective-sc.org/eictokyo/
━━━ 開催情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━
【イベント名】探究に関する研究発表大会およびEIC2024TOKYO
【申込URL】https://collective-sc.org/eictokyo/?page_id=438
【参加費】無料
【開催日時】令和7年2月1日(土) 10時00分~(対面/オンライン)
【開催場所】御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター1F
【開催住所】〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4丁目6
【最寄り駅】JR御茶ノ水駅から徒歩1分
※駐車場は御座いませんので、公共交通機関をご利用ください。
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・2/3「ICTイノベーションフォーラム2024」の開催
総務省は、情報通信技術の研究開発成果を活用し、未来を拓くイノベーションの創出を図るため、
前年度に終了した研究開発課題に係る成果の発表や研究開発動向を紹介する「ICTイノベーションフォーラム2024」を開催します。
日時:令和7年2月3日(月)10:00~17:00(受付開始9:30)
・場所:秋葉原UDX 4階 ギャラリーネクスト、シアター
(東京都千代田区外神田4-14-1秋葉原UDX 内)
・申込方法:以下のURLから必要事項を御入力ください。
https://ictif2024.soumu.go.jp/form別ウィンドウで開きます
・参加費:無料
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin03_02000413.html
・「令和6年度キャリア教育推進連携シンポジウム」を2月6日に開催
~3省合同でキャリア教育の先進事例を紹介~
1.開催日時等
日時:令和7年2月6日(木)14:00~16:30(予定)
場所:三田共用会議所 講堂 (東京都港区三田2―1―8)
実施方法:会場での対面形式とオンライン配信によるハイブリッド開催
※表彰式関係者以外の方はオンライン配信のみの参加となります。
費用:無料
申し込み:下記URLからお申し込みください。
https://mm-enquete-cnt.meti.go.jp/form/pub/sangyozinzai/career-education2024
別ウィンドウで開く
申込期限:令和7年2月3日(月)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46601.html
・JAET第三回教育の情報化実践セミナー2025in茨城つくば(全国大会茨城つくば大会プレ大会)
日時 2025年2月7日(金) 13:00~16:30(受付開始/企業展示12:30~)予定
開催場所 カピオ ホール
TXつくばエクスプレス「つくば駅」下車 A3出口より徒歩10分
主催 日本教育工学協会(JAET)
共催 いばらきコンピュータ活用教育ネットワーク、つくば市教育委員会
(一社)日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)
後援(申請予定) 茨城県教育委員会
対象 教員・教育委員会・情報に関する行政担当者・研究者・学生・企業
定員 200名程度
参加費 無料
https://peatix.com/event/4225892/
・2/13文部科学省 令和6年度 次世代の学校・教育現場を見据えた先端技術・教育データの利活用推進事業 成果報告会
https://event.event-planner.net/event/bundlesite/fga7ch4b
・わたしとみらい、つながるサイエンス展 ~あなたは、未来をつくれる人~ プレイベントを開催します
https://mext.smktg.jp/cc/0ylgAmMmC0mak7D2h
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■各省庁・教育委員会情報
【文部科学省】
・学校安全の推進に関する有識者会議(令和6年度)第3回 配付資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/047/siryo/1412213_00009.htm
・学校基本調査-令和6年度 結果の概要-
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/kekka/k_detail/2024.htm
・図書館・学校図書館の運営の充実に関する有識者会議(第1回)配付資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/050/siryo/mext_00002.html
・2024年度全国高校生フォーラム 表彰校の決定について
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2020/1422292_00007.htm
・第十二期食品成分委員会(第26回) 配付資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/013/siryo/1422931_00002.htm
【経済産業省】
・第14回「キャリア教育アワード」及び第13回「キャリア教育推進連携表彰」受賞企業・団体が決定しました
https://www.meti.go.jp/press/2024/12/20241216001/20241216001.html
【総務省】
【こども家庭庁】
【自治体】
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■新しい学びについての情報
【教育DX・探究学習・アクティブ・ラーニング・教育改革】
・体験が多いほうが子どもの「学力」や「自己肯定感」は上がる? 学力調査に詳しい専門家に聞く“研究結果”とは
日ごろ、子どもにどのような体験をさせていますか? いろんな体験をさせたくても、難しいこともあるかもしれません。
最近は「体験格差」の話題もたびたび耳にするようになりました。そこで体験が子どもの成長にどのように影響を与えるのか、
子どもの学力や非認知能力に詳しい、お茶の水女子大学教授の浜野隆さんに聞きました。
自然体験、社会体験、生活体験…体験といってもいろいろある!
体験と学力との関係は
「体験格差」を心配する声も…
https://dot.asahi.com/aerakids/articles/-/243479
・「SNSに毒された人類」は今こそ「虫と花」の関係に学ぶべきだと考える「本質的な理由」
脱「プラットフォーム資本主義」の思考
SNS上での承認を求め、タイムラインに流れる「空気」を読み、不確かな情報に踊らされて対立や分断を深めていくーー。
私たちはもう、SNS上の「相互承認ゲーム」から逃れられないのでしょうか。
評論家の宇野常寛氏が、混迷を深める情報社会の問題点を分析し、
「プラットフォーム資本主義と人間の関係」を問い直すところから「新しい社会像」を考えます。
https://gendai.media/articles/-/142660
・社会課題こそビジネス好機 talikiの中村社長が憤る「もうからない=価値なし」の考え
社会課題の解決を目指すスタートアップ(新興企業)が注目を集めている。インパクトスタートアップとも言われ、国も投資を呼びかける。
一方、この分野での起業は収益化(マネタイズ)が難しいとの見方がある。社会課題はもうからないのか。
社会起業家の支援に取り組む「taliki」(本社・京都市)の中村多伽社長に聞いた。
https://globe.asahi.com/article/15536967
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■オンライン・ICT教育・情報教育・AI
【AI・情報教育・プログラミング教育・ICT環境・デジタル教科書】
・どうなるNext GIGA【1】GIGAスクール構想の学力は上がったのか
GIGAスクール構想の第2期となる「Next GIGA」が始まる。1人1台端末とネットワークは、
学校の授業や子供たちの学習に変化をもたらしたが、
コンピューターを使えるようになること以上の成果はあったのだろうか。
GIGAスクールの成果と課題をデータで検証し、国の施策を含めた最新動向を解説する。
2020年度から始まったGIGAスクール構想は、学校の授業風景を変えつつある。
150年以上にわたり大きな変化のなかった授業スタイルが、1人1台のコンピューターやインターネットの活用により、
たった4年間で転換する兆しを見せている。
GIGAスクール構想には、最初の環境整備だけでも4600億円の予算が組まれた。
第2期では、端末の更新に2661億円を拠出する。第1期が終わる今、
巨額の国費を投入したプロジェクトの成果を検証し、課題を明らかにする必要がある(図1)。
https://project.nikkeibp.co.jp/pc/atcl/19/06/21/00003/121400584/
・どうなるNext GIGA【2】課題山積で国の目標達成は短期間では困難
https://project.nikkeibp.co.jp/pc/atcl/19/06/21/00003/121400585/
・AIスキルを活かせる人材はわずか18.7%?AI学習者の声から見る成功への道のりとは
https://dxmagazine.jp/news/12105/
・AIによる効率・最短学習で失われるもの。AIが当たり前になる時代に学びはどう変わる?|美馬のゆり先生インタビュー #1
急速に実用化が進むAI。すでに生活に浸透しているAIの技術は、今の子どもたちが社会に出るころにはますます進化しているでしょう。
AIとの共存が当たり前となった現代を、親子でどう生きていくか。
公立はこだて未来大学システム情報学部教授で『AIの世界へようこそ』の著者・美馬のゆり先生にうかがいました。
目次
AIを使った学びで得られるもの、失われるもの
AIには木々のゆらぎを感じ、理解することはできない
https://kosodate.mynavi.jp/articles/38289
・チャットボットと「対話」できるのか? 言語脳科学者がまだ“対話「風」AI”に過ぎないと指摘する納得の理由
近年話題の対話型AI「チャットボット」。言語脳科学の分野において、数々の賞を受賞した東京大学教授・酒井邦嘉さんは、
著書『デジタル脳クライシス』の中で、チャットボットを対話「風」AIと捉え、問題点を指摘している。
言語モデルの角度から考える、チャットボットが克服すべき課題について、本書から一部を抜粋・再編集して解説する。
https://dot.asahi.com/articles/-/241666?page=1
・AIで薬を開発 どうやって?安全性は?研究の最前線
「今まで患者が少なくて研究が進まなかった病気の薬の開発も進んでいくと思う」
バイオベンチャー企業の担当者は、そう手応えを話した。
ことしのノーベル化学賞を、関連する研究が受賞したことで注目される“AI創薬”。
私たちの生活や研究のあり方をどう変えようとしているのだろうか。そもそも仕組みは?安全性は?研究の最前線を追った。
(科学文化部記者 島田尚朗)
治療薬の候補 人が思いつかない提案も
AIを使って開発された薬はすでに、臨床試験にまで進んでいる。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241221/k10014671531000.html
AI創薬とは?医薬品開発におけるAI活用の効果と課題
https://aismiley.co.jp/ai_news/what-is-ai-drug-discovery/
・AIデジタル教科書で変わる韓国の教室…「個別対応の学び」で教育格差解消へ
国の学校教育にAI(人工知能)技術を活用した「AIデジタル教科書」が2025年3月から本格導入される。
当初は小学3~4年生、中学1年生、高校1年生の数学、英語、情報の授業で使用される。
AIデジタル教科書は、生徒ごとに学習能力を分析し、適切なフィードバックを提供する。
学習の進捗状況やつまずきやすいポイントを把握し、個別の弱点を補完する機能が搭載されている。
教育省は、この新技術によって「数学や英語を諦める生徒をなくす」ことを目指している。
例えば、遠隔地に住む生徒でも、AI教科書を使えばネイティブスピーカーとの対話や数学の問題解説が受けられる。
これにより、教育の地域格差や経済的格差を縮小できると期待されている。
https://www.afpbb.com/articles/-/3555259
・1日1時間以上、スマホを触る人は要注意…脳科学者が警鐘「スマホが大人から奪っている大事な能力」
「電子機器を使う」から「電子機器に使われる」フェーズに
スマホに依存すると、どのような弊害があるのか。「脳トレ」で知られる東北大学教授の川島隆太さんは「成長途中である子どもの脳はもちろん、
大人の脳にも悪影響を及ぼす。例えば、スマホで調べた内容を忘れてしまったという経験はないだろうか」という――。
スマホ依存の子どもは脳に異変が…
なんといってもやめたいのは、安易にスマートフォンに頼る習慣です。
この20年ほどの間に、私たちを取り巻く環境は大きく変わりました。
スマホ、パソコン、タブレットなどの電子機器が急速に発達して、今や日々の生活に不可欠となっている人が多いことでしょう。
しかしこれらの長時間利用は、脳に大きなダメージを与えます。そのことは単なる印象ではなく、科学的な実験で見えてきた事実です。
私たちが行った調査(※)では、スマホやタブレットなどのマルチメディア端末に触れている時間が多い子どもは、
大脳の約3分の1の領域と、大脳白質(神経線維)の多くの領域で発達が停滞していることがわかりました。
※Takeuchiら Human Brain Mapping 2018
https://president.jp/articles/-/89433
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■指導/評価/学習方法情報/学習環境
【学校・先生・指導・学習法・学び方・評価】
・「自己肯定感」の高い子ども→テスト正答率アップ 全国学力調査を分析 鹿児島
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1625518?display=1
・公立校の教員不足に一石、求人サイト「ミツカルセンセイ」開発した大学生の思い
4自治体で採用、2カ月で300名の潜在教員が登録
教員不足が深刻化する中、今年8月に「ミツカルセンセイ」という公立校に特化した講師求人サイトが誕生した。
開発したのは、大阪大学法学部国際公共政策学科4年生の小谷瑞季さん。大学生の小谷さんが、なぜ教員の課題解決に向けたサービスを始めたのだろうか。
https://toyokeizai.net/articles/-/845324
・そもそも学習指導要領とは? その法的根拠について~シリーズ「実践教育法規」~
教育に関する法令や制度に詳しい早稲田大学教職大学院・田中博之教授監修のもと、教育にまつわる法律や制度を分かりやすく解説していく本連載。
第20回は「学習指導要領の法的根拠」について。学校教育に欠かせない学習指導要領は、時代によってその位置づけが変わってきました。その歴史も振り返ります。
https://kyoiku.sho.jp/347202/
・ギフテッドの子は、学校外での学びも必要としていた!~学校外リソースとの連携実践成功例~
https://kyoiku.sho.jp/345676/
・「教育⽔準の⾼さ」が⾃慢の都道府県ランキングTOP25! 第1位は「福井県」【2024年最新調査結果】
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/3126805/
・学力が高い子の家庭に見られる8つの特徴とは? 調査からわかったことを専門家が解説
わが子には好きなことを見つけて伸ばしてほしい。その一方で、「ある程度の学力は身につけておいてほしい」と願う親は多いでしょう。
親自身の学歴や収入が子どもの学力にどの程度影響するのかも気になるところです。学力の高い子の家庭では、親がどのような働きかけをしてきたのでしょうか?
長年、「全国学力・学習状況調査」などさまざまな調査を分析してきたお茶の水女子大学教授の浜野隆さんに詳しく聞きました。
※前編〈体験が多いほうが子どもの「学力」や「自己肯定感」は上がる? 学力調査に詳しい専門家に聞く“研究結果”とは〉から続く
https://dot.asahi.com/aerakids/articles/-/243570
・世界中が驚いた「合意形成の練習」 都内小学校に1年間密着した大反響ドキュメンタリー
2021年4月、東京都世田谷区立塚戸小学校。新1年生が挙手の仕方や廊下の歩き方、掃除・給食当番などを学んでいく。
先生たちもコロナ禍での黙食やオンライン授業など試行錯誤を繰り返していた──。
規律や責任を学ぶ日本の小学校の1年間を取材し、世界中で大反響のドキュメンタリー「小学校〜それは小さな社会〜」。
山崎エマ監督に本作の見どころを聞いた。
https://dot.asahi.com/articles/-/244012?page=1
・日本の小学校教育に世界が注目!「靴は揃える」「教室は自分で掃除する」…学校生活を通して学ぶ「社会の仕組み」
https://mezamashi.media/article/15558646
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■教科教育情報
【STEAM・理数教育】
・日本は「算数・数学」「理科」で世界トップ水準の学力保つ:小中学生の国際調査TIMSSで
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h02233/
・「STEM女子奨学助成金」で初のリケジョ大学生誕生 山田進太郎D&I財団が助成
https://ovo.kyodo.co.jp/news/a-2038767
・高校にも広がるデータサイエンス教育!その最前線を紹介
「読み・書き・そろばん」に相当する重要なスキルになるともいわれる「データサイエンス」。
現在、Web3.0、AI、ChatGPT、VRなどの仮想空間と現実を融合させたデジタル革新が進行し、日々急激に進化・発展しています。
こうした急速な環境変化の中でも学生たちが自分らしい生き方を選択し、対応できる力を身につけられるように、
大学でのデータサイエンス関連学部・学科の新設ラッシュや、一般学生へのMDASHの動きがあることは別記事で紹介しました。
今回は高校での動きについて見ていきます。(寺田拓司:東京個別指導学院 進路指導担当)
https://diamond.jp/educate/articles/tera_method/400200/
・未来の教育を考える、次世代教育の最前線セミナー「自治体×次世代教育 探究・STEAM 最新動向」簡易レポート
全国120以上の自治体が参加!探究とSTEAM教育の最前線を共有!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000060003.html
【国語・日本語教育】
・中学受験で問われる国語力とはどういうもの? 最も重要な要素「他者理解」
https://family.php.co.jp/2024/12/20/post_27139/
・「日本の小中学生」の「読書量」が過去最高水準になっているのに対して、過去最低にまで読書量が減少してしまった「英国の子どもたち」の実態
https://gendai.media/articles/-/143485
【社会・道徳教育・公共】
【生活・総合学習・家庭科・音楽・図画工作・スポーツ・保健体育】
・子どもへのお金の教育、何を教える?どう始める? 見過ごされがちな「視点」とは
https://benesse.jp/kosodate/202412/20241220-1.html
【英語教育・外国語教育】
・孫正義、豊田章男も実践…「世界で活躍する日本人エリート」が“中学英語”で話す「意外なワケ」
世界で活躍する日本人エリートたちには、ある意外な共通点があります。それは「簡単な英語で話す」という点です。
インタビューやビジネスの場など、第一線でのコミュニケーションにおいて、いわゆる難しい表現を避け、
シンプルで分かりやすい英語を意識的に使っています。そこには、成功の秘訣といえる意図的な戦略が隠されています。
本記事では、著書に『世界の非ネイティブエリートはたった100語で話している』がある英語コーチの「はじ」氏が、
代表的な日本人エリートの実例を挙げながら、彼らが簡単な英語を話す理由を解説します。
使うのは中学レベルのシンプルな単語
トップレベルで活躍している日本人エリートのひとり、ソフトバンクグループの孫正義氏は国際的なメディアインタビューでシンプルな言葉を多用します。
例えば、「I think it’s very important that you have your spirits in your mind until the end of your life.(私は一生涯、
自分の心にそんな精神を持つことがとても重要だと思います)」といった表現は、簡潔でわかりやすく、多くの人に直感的に理解されます。
https://gendai.media/articles/-/143165
・40代から始めるAI×英語学習!おすすめツールと続けるコツ
https://note.com/hero_english/n/nb8ce751098b2
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■教育費情報
【学費・奨学金・学習支援】
・親から「奨学金を借りないと大学進学は厳しい…」と言われました。
うちが貧乏なのでしょうか?それとも制度を利用している人が多いのでしょうか?
https://news.ameba.jp/entry/20241222-23909819/
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■進路・進学情報
【テスト・進学・受験】
・【中高生2,294名対象】まもなく入試本番、学習や進路選択におけるデジタル活用状況を調査
~高3生の8割が学習に、半数が進路情報収集にYouTubeを利用~
https://www.trend-lab.studyplus.jp/post/20241218
・噂だらけ「総合型入試と探究」理想と現実のズレ
「楽に受験できる」「実績やPR重視」は本当か?
https://toyokeizai.net/articles/-/846852?display=b
・文科省、東洋大と大東文化大を指導 学力試験の年内「前倒し」実施で 大学側反発
大学や高校の関係者で作る大学入試の実施要項で年内実施を認めていない学力試験による選抜を行った東洋大と大東文化大に対し、
文部科学省が入試前、要項順守を求める指導をしていたことが16日、分かった。
両大とも、通常は高校の推薦書と面接などで合否を判断する「学校推薦型選抜」に学力試験を含めており、
同省は年明け2月以降の実施を求めている学力試験を伴う一般選抜の実質的な「前倒し」と判断。両大は指導に反発している。
https://www.sankei.com/article/20241216-72DF3CZVKNI4THZJJKWV5DEHNM/?outputType=theme_nyushi
・大学入試の学力試験年内実施、関西の私大から首都圏に波及 少子化でルール形骸化懸念
大学入試を巡り、学力試験を伴う学校推薦型選抜を年内に実施した大学への文部科学省による指導が16日、判明した。
大学全入時代と少子化の影響で、学生確保に向けて激しさを増す大学間の競争。首都圏の比較的規模の大きい私大での学力試験年内実施は、
他大学が追随を余儀なくされる可能性があり、入試実施ルールの形骸化が懸念される。
高校側からは生徒の十分な学習時間を確保できなくなることへの不満の声が上がるなど、受験業界に波紋を呼ぶ。
〝逸脱〟30年以上
https://www.sankei.com/article/20241216-SF4J4A3S4RPNBAP5NX42TLC6JU/?outputType=theme_nyushi
・2025年度入試 学部系統別の人気・不人気と18歳人口増加の謎
https://univ-journal.jp/column/2024250567/
・「英検利用」大学入試、全体6割超の460校 今年も最多更新見込み 立教は全学部で導入
https://www.sankei.com/article/20241221-SMJTKBG5EFAJNOOYGRHSQR7PPY/?outputType=theme_nyushi
・「年内入試」の増加は、浪人生に逆風 今後、「浪人」はどうなるのか
https://www.asahi.com/thinkcampus/article-111251/
・指定校推薦で海外大・理系大も狙える「特色ある都立高校」15 格安の留学制度も利用可能【都立高校vs私立中高一貫校「指定校推薦」の実態】
https://www.moneypost.jp/1217829
・大学入学共通テスト「情報Ⅰ」って何が問われるんでしょうか?
大学入学共通テストの科目が増えた
「情報Ⅰ」が大学入学共通テストの科目になりました。受験生を抱えておられるご家庭は大変だと思います。
大学のほうも、高校生に大きなインパクトを与えるようなルール変更は2年前に予告するなどの施策は行っていますが、
そうは言っても制度の変わり目って過去問もないし、難易度も不明だし、不安が尽きないことと思います。ほんとに大変です。
高校での情報の授業は、いま振り返ればけっこうな歴史を積み重ねてきました。普通科では2003年に導入され、
情報A、B、Cのうち必ずどれかを選んで履修する形でした。
https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/120900445/121000001/
・共通テストの新科目「情報Ⅰ」、高校3年生の8割が「利用する」
https://dime.jp/genre/1900557/
・早稲田の現役比率が3割から7割へ 浪人は絶滅危惧種になるのか?
https://www.asahi.com/thinkcampus/article-111151/
・2025年度共通テスト出願者は7年ぶり増加 私立では新推薦入試で志願者増の東洋大に注目
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/365215
・公立希望が7割切った大阪 無償化で変わる「十五の春」 6年入試では70校で定員割れ
今年度から高校授業料の完全無償化を始めた大阪府。今年11月末に行われた中学3年生を対象とした
第1回の進路希望調査で公立希望者は69・81%にとどまった。第1回調査で割合が7割を切ったのは現行制度で初めてで、
私学人気と公立停滞の傾向を改めて裏付ける結果となった。
https://www.sankei.com/article/20241220-6C32PQIJFVKLRM3VETEZVJOTD4/
・青学・明治・立教系など「MARCH付属」人気が急上昇しそうな2025年の中学入試、その背景にある“高大連携”の動き
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/85622
・【2025年度大学入試】新課程の共通テストを専門家が予測 難関大の志願者が増加 人気の学部は?
https://www.asahi.com/thinkcampus/article-111215/
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■学校に関する情報
他大学と競争、他学部と競争、教員同士で競争…「数値目標」に駆り立てられる大学教員"ヘトヘト"の実態
「企業の世界では当たり前」だからいいのか
大学は「のんびりした世界」ではなくなった。大学改革支援・学位授与機構教授の竹中亨さんは「そんな牧歌的雰囲気はとっくに昔語りである。
今日の大学では、しばしば目標や計画が取り沙汰され、あるいは業務評価の結果が話題になる」という――。
https://president.jp/articles/-/88686
・「千代田国際」が校名からあえて「国際」を外す理由、学ぶことの本質を見事に突いていた!
https://diamond.jp/articles/-/355228
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■健康・ジェンダー・性・婚姻・少子化に関する情報
・なぜ日本では子どもが生まれなくなったのか「厳しすぎる現実」
政府が少子化を止めるためにすべきこと
少子化に社会全体としてどのように向き合うか
外国人労働者の大量流入がない限り人口減少は確実にやってくる未来であり、短期的な解決は難しい。
そうなれば、当面は人口減少を前提としたうえで新しい経済社会の仕組みを考えざるを得ない。
その一方で、より長期的な視点に立ったうえで日本経済を持続可能なものにするためにも、将来の出生率を上昇させていく施策は考えなければならないだろう。
https://gendai.media/articles/-/142760?page=1&imp=0
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■就職・キャリアに関する情報
・求人倍率「バブル期超え」の高校卒就職、旧態依然の就職システムの深刻な問題
外部との連携を前提にしたキャリア教育が必要
厚生労働省によると2025年春に卒業する高校生への求人倍率は2024年7月末時点で3.7倍となり、バブル期を超える過去最高を記録した。
就職市場が大きく変わる中で、高校卒の就職活動を取り巻くシステムはアップデートされないままだ。
生徒が最初に応募する企業を1社のみとする「1人1社制」の慣行は多くの地域に根強く残っている。
離職率の高さや長期的なキャリア設計の課題など、高校卒就職の課題と打開策についてリクルートワークス研究所の古屋星斗氏に話を聞いた。
https://toyokeizai.net/articles/-/847133
・日本は“大人の学力”も世界1〜2位! なのになぜ「仕事」ができないのか?
山田進太郎D&I財団 COO 石倉秀明氏「管理職が高度人材の使い方を分かってない。彼らこそリスキリング必要」
https://times.abema.tv/articles/-/10155807?page=1
・15年前の理系の「就職人気ランキング」今と違いすぎて愕然とする…
https://diamond.jp/articles/-/356267
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■教育に関する情報エトセトラ
・Well-being LDの視点『「仕事」と「学び」のライフデザイン』
https://www.dlri.co.jp/report/dlri/399964.html
・誰もが安心して移動できる社会へ:未来創造ユースチーム、鉄道会社を対象とした調査の結果
https://www.ishes.org/happy_news/2024/hpy_id003605.html
・AI時代だらかこそ機械や道具など物理的なモノの研究, そして教育を重視する
https://newspicks.com/news/11004516/body/
・自治体型スマートシティ市場に関する調査を実施(2024年)~2024年度の自治体型スマートシティ市場規模は前年度比1.2%増の799億1,300万円の見込、
デジタル田園都市国家構想交付金を契機にスマートシティに取り組む自治体が増加~
https://nordot.app/1241574166137275361
・AI気候モデル「予想より早く温暖化が進むよ、これ」
https://www.gizmodo.jp/2024/12/ai-model-indicates-global-temperatures.html
・「真面目すぎる学生」が急増中…若者たちを「思考停止」させる「日本の大問題」
常識を疑う「あぶない法哲学」
https://gendai.media/articles/-/141255
・「人間扱いされなくて新鮮」「お金もらって大人のキッザニア体験」…正社員も稼ぐスキマバイトの不都合な真実
「タイミーさん」「シェアフルさん」と呼ばれる
https://president.jp/articles/-/89348
・偏差値71の進学校でも「大学へは進学せず」令和の秀才球児・森井翔太郎が渡米挑戦前に語った言葉
https://gendai.media/articles/-/143194
・Geminiを使って「メール処理の効率を爆上げするコツ」5選
https://www.gizmodo.jp/2024/12/gemini_gmail.html
・手取り月45万円、59歳・経験豊富な「公立中学校教師」が虚無感を覚えた「静かな学級崩壊」【社会保険労務士が解説】
https://gentosha-go.com/articles/-/65616
・世界トップ級の知力 日本人の強み
https://comemo.nikkei.com/n/n23d588a07ce4
・ファストフード・チェーンが抱える「Z世代問題」とは
https://www.businessinsider.jp/post-298133
・“逆さミッキー”に見える!? ディズニー社が和菓子店ロゴマークに「不正の意図」とかみついた根拠
https://www.ben54.jp/news/1762
・深海に眠る「未来の資源」 メタンハイドレート、海底金属は日本のエネルギー政策と経済成長を支えるか
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/withbloomberg/1625347?display=1
・幸福度の高い国には“学力”という概念がない!? テストも偏差値もない「フィンランド」の快適な教育
https://news.yahoo.co.jp/articles/76de06a703a50cd8a1ac95e6f28066b6346b2809?page=1
・日本のエンゲル係数は45年前の水準に後退!牛肉も大学進学も全部高級品に…「暮らしの凋落」大解剖
https://diamond.jp/articles/-/355664
~今回のミラコン通信は以上です~
未来の学習コンテンツEXPO 実行委員長
https://gakujoken.or.jp/miracon-expo/
発行人:白戸 治久
白戸 治久(SHIRATO Haruhisa)
Mail: shirato@gakujoken.or.jp
shirato.haruhisa@gmail.com
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・公益財団法人学習情報研究センター
https://gakujoken.or.jp
・ICT CONNECT 21
https://ictconnect21.jp/