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やっと、ここまで来れた。
今年は、何度この言葉をつぶやいただろうか。
日本に帰国して、日本の地に足をつけた時、
やっと、ここまで来れた〜。
家を見つけて、引っ越した時、
やっと、ここまで来れた!
仕事を見つけて、働き始めた時、
や〜っと、ここまで来れた。
生活が落ち着いて、ずっとやりたかったことが、
できた時、
やっと、ここまで来れた…。涙
それは、階段を少しずつ登って行く感覚と似ていて、
時には息を切らせながら、
時には、もがきながら、
時には、泣きながら、
見えない不安な未来という、先に続く階段を、
怖くて逃げ出したい気持ちを抱えながら、
とにかく前を向いて、進んできました。
賃貸の契約をする時に、ちゃんと毎月の支払いができるのか、
不安で胸が押し潰れそうになったことや、
仕事が思うように見つからなかった時に、
未来設計が見えず、暗闇のトンネルの中にいるような
とても不安な気持ちになったことや、
実際、仕事してみて、
慣れない新しい社会環境に、不満とストレスで、
生活に疲れて、暗くなったり、落ち込んだり、
したこと、
それら、すべてのことが、
精神的に、本当にきつかったです。
それを乗り越えて、今、
今まで辿ってきた道を、
振り返ってみると、
あんなに心配したり、
不安にならなくても、
よかったよね、大丈夫だったよねって、
思うのです。
先が見えないと、
心配だったり、不安だったりするけれど、
心配になったり、不安になればなるほど、
悪い方へと自分が流されていったように、
思います。
どんなに心配したところで、
何も変わらない。
だったら、もう天にお任せする!
そんな気持ちがあっても、
よかったようにも、
思いました。
昔、洋楽が好きだった父が口づさんでいた歌
♪ ケ セラ セラ なるようになる〜 ♪
もう悩んでみても、答えが見つからない、
ままならない時は、
もう、自分の手から、悩みを手放して、
お手上げ状態にして、
天に委ねることも大切だと思います。
そして、必ず何かサポートが入ることを信じる。
来年は、そんな感じで、ゆる〜く、
平坦な道を、
歩いていきたいなと思います。