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逸品に巡り合う「絶妙」サイト

 #今年買ってよかったもの

 昨年からnoteを始めたのだが、確か昨年も「買ってよかったもの」の募集があった。何か書いたんだったっけ?と思ったが思い出せない。
 今年はいつからお題が出ていたのだろう?読書感想文に夢中になっていてうっかりしていたのだが、世の中の時は流れているのだった。

 今年もそろそろ、暮れようとしている。

 買うのを悩んでいて、買っていないものもある(フライパンとかバッグとか)のだが、割とひょいと買ってしまったものもある。

 いや。
 というより、実は、放っておくとひょいひょいと買ってしまうサイトがあるのだ。

 『北欧、暮らしの道具店』。
 このサイトの魔力(魅力)は絶大だ。
 お店のマーケティングや戦略に、まんまとはまってしまう。

 昨年までは、あまり出かける用事もなく、家にいることが多かったから、サイトを眺める機会も多かったにもかかわらず、それほど購入していない。
 ところが、今年になってからあきらかに購入欲が増し、実際に購入に踏み切ることが増えた。

 出かけるようになってちょっと服が欲しいな、とか。
 アクセサリーが欲しいかも、とか。
 そろそろ財布を更新しよう、とか。
 ちょっとしたポーチが欲しいな、とか。

 そんな風に小物を物色しているうちに、沼にハマる。

 そもそも、画面が可愛い。
 白を基調にしていて、お洒落で、綺麗だ。
 北欧のテイストに加え、心をくすぐる雑貨の美しい写真の数々。

 北欧、と言うからには、北欧食器や小物などが揃っているのだが、それ以外の自社商品が非常に充実しているのも特徴だ。しかもそのどれもが魅力的と来ている。

 オリジナルの洋服のデザインなんかも、オーソドックスで流行り廃りがなく、年齢の少し高めな、でも高すぎない、値段もちょっと高めな、でも高すぎないところをつく感じ。
 さらに言えばサイズ展開はそこまで細かくないのに、スタッフさんたちが実名顔出しで身長別に着てみせてくれるから、購買の決め手になりやすいのだ。

 この、スタッフさんの使用レビューや着用レビューは、読み物になっていることもあるし、動画もある。至れり尽くせりといった言葉が似あう。

 とにかく、工夫がすさまじい。以前は、女優さんなどを起用したオリジナルドラマなども作っていた。

 「絶妙」なのだ。

 私はこのサイトに以前からハマっていて、ちょこちょこ貢いでいるお買い物をしているが、友達のサツキさん(仮名)はさらにすごい。私がいいなぁと思うものはたいてい、サツキさんがチェック済みだ。

 お互いにこのサイトが好きだということは付き合い始めのころにわかったので、サイトを覗くたびに、たぶんお互いに「これサツキさんがすきそう」「みらっちさんが好きそう」と思っているような気がする。

 なんとなく、サイトを見るときは、サツキさんと一緒にお買い物している感じがする。

 そんなわけだから、結構カブってしまうものもある。

「あ―――それ!私も買ったよ」
「やっぱりぃ~?」

 みたいなことがよくある。

 この夏、同時期にふたりともが買ってしまったのがこれだ。

 これまでいろんな保冷ランチバッグを買ってきたが、これほど満足のいくものに出会ったことはなかった。

 バイヤーさんの力なのか?
 それとも、ライターさん?
 社長さん?スタッフさん?

 とにかくすごい。笑

 先日は、以前、noterさんの新行内さんが紹介していたフランスのイラストレーター、イザベル・ポアノさんがデザインしたハンカチが出ていた。fog linen workとのコラボだ。

 あまりの可愛らしさに、定価2,000円と言う、ハンカチにしては破格の値段ながら、ポチッとしてしまった。このハンカチは以前も出ていて、その時はチェックが遅くて既にSOLDOUTで、悔しい思いをしていたのだ。

 その当時はまだポアノさんのことは知らなかったか、新行内さんの紹介しているイラストレーターさんだという結びつきがなかったのだが、今年は「あ!あのイラストレーターさんだ!」という「発見」があり、嬉しくなって、欲しさも倍増してしまった。笑

 『北欧暮らしの道具店』は、人気のゆえか、在庫を多く抱えないのか、物によっては掲載されるとあっという間に売り切れてしまうので、見つけたら即判断が求められるものも多い。お値段がお値段だから迷っていると無くなっている、と言うことがある。

 それがまた、購買意欲をそそられるのかもしれない。 
 ああ。それが「手」だとしても構わない!
 なーんて、思えてしまう。

 実際、ネットショップは数あれど、なんだかんだ言って結局はここからばかり買っている気がする。正直なところ、「買わないようにするのがひと苦労」のお店であるのは間違いない。

 さて。
 このハンカチ、デザインがどれも可愛い。

 いつもお世話になっていて、近々会うことになっている友達への、プレゼントにすることにした。

 まずは、サツキさん。
 このハンカチを持っていたが(さすがだ)、以前、無くしてしまって悲しい思いをしたと言っていた。サツキさんの好きなデザインは知っていたので、こちらは迷わず決定。

 空ちゃん。
 お世話になりっぱなしだ。
 誕生日もあったし、鎌倉に行く約束もしているから、すぐ渡せる。

 そして、私が今のマンションに越してきた23年前に一緒に越してきて以来、ご近所さんとして長年お付き合いしてきた、大森さん(仮名)。
 最近、なんといずれはお引越しする予定があると言う話を聞き、衝撃でちょっと泣いてしまった。
 一緒に年をとっていけると信じて疑っていなかったのだ。
 そんな心強いご近所さんと出会える幸運は、そうはない。
 とはいえ、大森さんの決心もまた尊重したい。
 複雑な気持ちだった。
 とにかくいつもお世話になっているので、大森さんに。

 そんな感じで、小物をプレゼントにと選ぶことも多いのだが、プレゼントにしてください、という時も、1点ずつ個包装にしてくれたり、こちらの要望に沿った形にしてくれるのが憎いところだ。

 そして包装が、過剰ではないのにとても可愛い。
 この辺もまた「絶妙」。

 そのうえ、中身がわかるように手書きで付箋が貼ってあった。痒いところに手が届く心のこもったサービスだ。

 冬が来ると、特に衣類が充実してくる。
 マフラーや手袋などの小物から、羽織もの、部屋着など。

 そんな中で、昨年来迷って迷って、ようやく今年購入したのがこれだ。

 ブランケットは、いくつか商品があり、そのどれもが良さそうに見える。

 他のサイトもいくつか見たが、1年越しでこれに決めた。 

 例にもれず、しっかりした商品説明と写真に「もう、やっぱりこれ」と思わせる威力が備わっている。

 決め手はこうだ。

 ウール混なのに洗える。
 羽織るだけのものではなく、肌掛けや膝掛けと用途が広い。
 デザインが可愛らしい。
 薄手なのに暖かい(らしい)。

 しいて言えば、端っこがフリンジでない方がよかったが、もう、そこは「妥協」というほどの妥協レベルではない。デザイン的には可愛いばかり。

 秋口に購入してから、このところ夜半は寒くなるので、いよいよ出番が増えた。

 そして実際、薄手なのにとても暖かい。
バイヤー田中さんのおっしゃる通りだった。

 柔らかくソフトな肌触りも、優しい色合いとデザインも。

 「スタッフの愛用品」の紹介レビューには春先や秋口などに、と書いてあったが、今の時点で家族にも人気で、ソファで大活躍。
 お値段はそれなりにしたので勇気が必要だったが、買ってよかった。これはもう、真夏以外はとても手放せない一品になりそうだ。

 なんだか、回し者のように絶賛してしまったが、誓って回し者ではない。いや、もう回し者でもいいじゃないか。よかないか。

 でもこの際、『北欧、暮らしの道具店』さんには改めてお礼を申し上げたい。なにしろ「買ってよかったもの」が多すぎる。

 いつもお世話になっています。
 ありがとうございます。
 おかげさまでこの冬は、あったかく過ごせそうです。

 追記:2023年7月

 以前、『北欧暮らしの道具店』さんを絶賛した記事を、こちらの募集に応募することにしました。


 noteでも、『北欧暮らしの道具店』さんのページがあります。
 (もちろんフォロー中)。









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