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ロシア文学ドストエフスキー
古本屋にて、ドストエフスキーの本を買いました。
今までロシア文学をしっかり読んだことはなかったので、この機会に、と思った次第です。
本を読むことは好きです。
それこそ大学時代は専攻していた中国の文学について毎日学んでいましたし、わたしは魯迅の作品が好きで、最初に読んだ中国文学も魯迅の『阿Q正伝』でした。
他にも魯迅の作品で好きなのは『狂人日記』という、もしかしたら好き嫌いが分かれるかもしれない作品です。
中国文学については、改めて記事でご紹介できれば幸いです。
ドストエフスキーは日本でも有名すぎるほどの文豪ですよね。読んだことがない方でも、以下の作品名は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ドストエフスキーの五大長編である『罪と罰』『白痴』『悪霊』『未成年』『カラマーゾフの兄弟』です。
中でも『カラマーゾフの兄弟』は最高傑作と言われています。もちろんわたしも聞いたことがあります。けれど聞いたことがあるだけで、読んだことがなかったのです。
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『罪と罰』も世界文学の最高傑作と言われる、ドストエフスキーの代表作です。
人類史上最高の作家と称される、言葉では言い表せないくらいの凄い御方なんですよね。
本当に今更ではありますが、ドストエフスキーの世界にどっぷり浸かるべく、彼の作品を堪能していこうと思います。
余談ですが、昔読んでいたある少女漫画にこんな台詞がありました。
「普段読まない本こそ読んでほしい。読書ほど他人の考えにじっくり浸れるものはない」
うろ覚えなので、あくまでもこんなようなニュアンスだったなぁという程度です。
この台詞は衝撃的でした。ハッと気づかされたので、何年経っても忘れられません。
そして、わたしは最近本を読んだだろうか?と自問自答しました。全くと言っていいほど、読んでいません。読む時間がなかった、というのも事実ですが時間は作ろうと思えば作れたはずです。
単に「読書をする」という概念すら忘れて、意識することなく日々過ごしていただけです。
ご縁すら感じるロシアとの出会い、そしてロシア文学を手に取れたのは、この上なく貴重で素晴らしい機会を与えられたと感謝しています。