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こんな先生が増えていきますように
伊東歌詞太郎「家庭教室」
大学の灰原巧が家庭教師として、担当した子供たちに真摯に向き合い、勉強だけじゃない世界を見せてくれる。
主人公が、生徒への愛情がある素敵な人だった。本当に生徒のためになることは全力で取り組む。
部屋に閉じ籠った生徒に、家の屋根を登って会いに行ったり。
生徒を最高のドライブに連れ出して、その母親に「返してほしくば子離れしなさい」と「脅迫状」を出したり。
(…なんか、これだけ書くととんでもないな…)
私の説明で伝わるかわからないから、是非読んでみてください!
とにかくすごく誠実で、生徒対して愛と熱意がある人。
こんな先生がたくさんいてくれたらいいな…
あと、毎回出てくる食事シーンが美味しそう。高級料理って、こういうのをいうのか。早くワイン🍷を呑めるようになりたいなと思ったり😆
そして最後の話が悲しくて。いじめがテーマだったんだけど、本当にやりきれなくて。
いじめはこれからも確実に起こる
そう物語のなかには書いてあった。でも私はいじめが起きないところを知ってる。本当に子供が健康に成長できたら、いじめ合う訳がない。小さないさかいは起きても、解決できる。こんな追い詰められるほどのことは起きない。そんな場所はある。
いじめはなくなる❗
「家庭教室」読んでみてください。