見出し画像

猫を飼うと朝のリズムが整う。

うつ由来の不眠症で薬がないと眠れないのだが、数年前までは眠くならないのを良いことに夜更かしを繰り返していた。

猫を飼うことになって、別部屋での隔離期間も終わり、寝室の出入りを自由にした日から状況が一変した。
朝5時になると、寝室にあるマッサージチェアの上にプライドロックに登るライオンの如く登り、雄叫びをあげるのだ。
これには正直びっくりした。
「みゃおぉおおおおおぅぅ」
と、大型猫に似つかわしくない甲高い声で叫んでいた。

猫はよく寝る動物(寝子とも書くくらい)なのだが、夜中と明け方は活発になる。

雄叫びをあげていた初代猫は2年足らずで病死してしまい、今は2代目を飼っている。
2代目は雄叫びはあげない。
あげないが、代わりに鳴きながら顔周りをうろうろし、布団を執拗に掘ってくる。
まだ時間が7時過ぎなのが有難いのだが、夏になって日が昇るのが早くなった時に布団ほっくりタイムも早まるのではと戦々恐々としている。

猫には平日も休みの日も関係ないので、当然休みの日も同じ時間に起こされる。
そのうち睡眠時間を確保するために夜更かしはやめるようになった。
結果として夜早めに寝て朝は一定の時間に起きるという至極健康的な生活を送っている今日この頃だ。
猫には感謝せねばならない。

ただ1つ腑に落ちないことがある。
何故か猫が起こすのは私だけなのだ。
夫のことは起こさない。
専ら世話をしているのが私だからだろうか。
つまり「早く起きろ下僕!」と起こされている…?

悔しいので明日はちょっと意地悪して起こしに来てもすぐには起きずに5分くらい粘ってやろうと思う。
いつも下僕がすぐに起きると思うなよ!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集