親と距離を置いて気付いた、本当の自由
この記事は2024.7.19の音声配信を文章にしたものです
親と距離を置く決断
みなさんの中には、今、親と距離を置いている人がいるかもしれません。
親と距離を置くには、実家を出て違う場所で暮らしたり、連絡を積極的に取らないだとか、いろいろな方法がありますよね。
わたしは結婚がきっかけでしたが、実家を出ることになり、実家の近くではなく少し離れた場所に住もうと決めました。
正直に言うと、この決断をするのは怖かったです。
わたしの母は、家の近くの新築マンションとか建売りのチラシが入るたびに、「結婚したらここに住みなよ」って言う人でした。
当時はわたしもそれを間に受けていたんでしょうね…そうすることが親孝行になるんだと思っていたので、離れた場所に住むことに対して罪悪感がありました。
心に残る親の声
とはいえ、離れて暮らす生活はわたしにとってすごくほっとする時間でした。
愚痴を聞いたり機嫌を伺う必要がなくなり、「自分の好きなことが好きなときにできる!すごく自由になれた!」と思っていました。
でもしばらくすると、物理的に距離を置いても、心の中にはずっと、罪悪感や今までの親の声がある…と気づきました。
例えば、
「わたしから距離を取ったんだから、親から何か連絡が来たり、誘われたらちゃんと会ってあげよう」とか、
自由に過ごしているはずなのに、「もっとちゃんとしなきゃダメ」という親から受けてきたプレッシャーを自分自身にかけていたりとか…。
そういうことがすごくあったんですよね。
それに気付いたとき、せっかく離れたのに自分は何にも変わっていない現実に、ひどく落ち込んだ覚えがあります。
本当の自由とは
親と物理的に距離を置くことは、アダルトチルドレンの人にとってはとっても大きな一歩だと思うんですよね。
でもそれで終わりではなく、そこからが本当の自分を作っていく人生のスタートなんです。
だからこそ、新しい生活では自分の好きなことに向き合ったり、こういったSNSなどで同じような経験をしている人とつながることが大切。
わたしも、SNSには今まで何度も救われてきました。
結婚してもう10年ぐらい(実家を離れて)それぐらい経ちますが、今でも完全に克服できました!とは言えないです。
でも心の自由はすごく増えているし、少しずつだったとしてもいい変化を感じています。
一人で戦わない、孤独にならない
親と離れて新しい暮らしを始める…そこからが本当に勝負で、自分との戦いでもあると思うんです。
何より大切なのは、一人じゃないと思えること。孤独にならないこと。
一人になると、本当にくじけそうになっちゃうんですよね。
そのために、今日の話が少しでも励みになったら嬉しいですし、わたしのスタエフやインスタなどのコンテンツの場も活用してもらえたらと思います。
わたしがSNSで同じ境遇の方に支えられたように、わたしも今困っている方の支えになりたいと思っています。
今回のことでなくても、アダルトチルドレン(生きづらさ)や暮らしのことなど、何か気になることや質問があったら、いつでもコメント・DMなどいただけると嬉しいです。
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