〔真面目さの裏側〕 真面目な自分を演じていませんか?
この記事は2024.7.16の音声配信を文章にしたものです
真面目であること
アダルトチルドレンの人は、真面目な傾向にあると感じています。
責任感が強く、何事にも真剣に取り組む、そういった姿勢が周りからも評価されることたくさんあると思うし、「自分にも当てはまるな…」と思う人も多いのではないでしょうか。
真面目さの裏側に隠れた感情
「真面目さ」は一見 健全なことのように感じますが、今回注目したいのは、その真面目さの裏に隠れた感情です。
これはわたしの経験ですが、単に真面目なだけではなくて、真面目でなければならないという思い込みがずっとありました。
例えば仕事で少しでもミスをしたり、うまくいかなかったり、人の期待に応えられないと、「これじゃダメだ」「もっと頑張らなきゃ」と自分を責めてしまうことがたくさんありました。
社会人1年目のとき、休むのが怖くて(自分がダメになってしまうような気がして)1日も有給を取らずに頑張り続けていた…そんなこともありましたね。
でもそういうとき、自分の気持ちに正直になれていたのかな?と考えることがあるんです。
本当はもっと手を抜きたい、無理したくない、休みたい、疲れたという気持ちがあって。
なのに、本当の自分を偽って、自分の声を押し殺して無視をして、真面目な自分を演じ続けていました。
自分の気持ちに正直になれなくて、鎖のような思い込みに縛られて生きていると本当に苦しいし、心が疲れ果ててしまいますよね。
どんなに小さくても自分の気持ちを大切に
だからこそ普段から「本当はどうしたいんだろう」と、小さな気持ちを大切にすることが必要です。
例えば休みの日は予定が入ってて、あれもしないと、これもしないとって思っていたけど、「本当は疲れていて家でゆっくり休みたい」と思っているなら、その気持ちを優先してみる。
本当に小さなことからやっていくといいと思います。
わたしもつい昔の “真面目だと偽る自分” に戻ってしまいそうになります。
そのたびに、何でもいいのでその瞬間の自分の感情を大切にするように心がけて、練習をしています。
みなさんにも大切な自分を見失わないように、少しずつでもラクな気持ちでいられる時間を増やしていく…そう過ごして欲しいなという思いがあったので、今回のお話をしてみました。
少しでも心が軽くなる内容であったら嬉しく思います。
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