昔のことが思い出せない原因
この記事は2024.10.11の音声配信を文章にしたものです
昔のことが思い出せない
最近アダルトチルドレンにまつわる本やエッセイを読むようになったのですが、そこでみなさん幼少期の思い出を語られているんですよね。
それを見て、わたしは自分の子どもの頃のことを全然思い出せないな、と思っていました。
嫌だったことも含めて、自分にとって印象的だった出来事は、場面ごとに写真のようにパシャパシャと思い出されることはあります。
でもその数は少なく、いつも同じ場面だけが出てくる感じで。
生きづらさを感じながらも、家族旅行に行ったりお出かけや誕生日などのイベント事もしてもらっていたと思います。
でも、思い出話になると、よく親やきょうだいから「え、覚えてないの?」と言われます。
わたしはただ、記憶力が悪いのかな…と思っていました。
感情があるから記憶に残る
そんな中、Xか何かで、
記憶に残るのは、その出来事に感情が伴っているから
というような投稿を見て、すごく安心したんです。
もしかしたら、楽しかった感情もその当時はうまく出せず、記憶に残りにくくなってたのかなと思うと納得がいくな…と。
逆に悪いこと(衝撃的であったり悲しかったこと)というのは、本当に頭にこびりついているぐらい記憶に残っているものもあります。
なので、感情があるかないかは、記憶に大きく左右されるのかなと思いました。
今までは「みおは何も覚えてないよね」と言われると、記憶力が悪い自分を責めていました。
でも、そうやって自分を責めるのはもうやめようと思いました。
無意識に記憶にフタをしているかも
あと、記憶の奥底に思い出はあるけれど、無意識にフタをしてしまっている可能性もあるかもしれません。
わたしの発信は、昔の記憶にも手を出す(フタをしていた気持ちを開ける)ことだと思っています。
その作業はしんどいことも多いですが、もしかしたらフタを開けていくことで新しく思い出すこともあるのかなと思いました。
記憶がないぶん、焦りやもどかしさみたいなものがありましたが、
何かのきっかけで「そういえばこうだったな」と、ふと思い出すことがあるかもしれません。
少なくとも、記憶がないことで自分を責めたりするのは、これからやめようと思いました。
ちょっと自分を肯定的に捉えることができ、良かったと思っています。
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