忙しいときの学びは、きっとこんなのでいい。
チビの小学校の「男女別出席簿」の件、
改善されました〜😆
男女別出席簿は
ジェンダー平等に反する、という
保護者の意見を受けて
男女混合の出席簿に
変更する、と
お手紙を頂きました✨
実はこれ、
私が言ったのではないのです。
入学したてだし
様子を見ていたのですが、
同じ意見の保護者の方が
意見してくださったのですね。
嬉しく思う反面、
私もちゃんと言えば良かったな、と
思う気持ちも残りました。
先日、同僚のM先生に
学校側が子どもを廊下に立たせるから
匿名ですが学校側に意見した、と
話したときのことです。
M先生は私の7つ年上で
大学生と中学生の子のママです。
「すごいね〜みおいち先生。
いつも、そういうこと
伝えるでしょ?」
「あぁ、学童のおやつが
酷い件とかですか?」
ちなみに学童のおやつが
ブタメンなど全く身体のことを
考えていないものばかりだったことは、
入学前の面談でお話したところ
現在は改善されています。
「そう、私なら、貝になる。
悪いところが見えても
ひたすら見ないふりするよ。
伝えることで、後悔しないの?」
これは意外でした。
M先生は学生に厳しく
思ったことを即座に
強く伝えられるタイプの
先生だからです。
「いえ、それが公共機関なら
むしろ伝えないと後悔します」
「すっごいね。頭がいいんだね!
私なら言い過ぎて後悔しちゃう」
「いやいや!私はむしろ
言いたいことが半分も言えなくて
後になって後悔するタイプです。
いつも、何かされても、すぐには
おかしいなって思えなくて
後になってフツフツと
疑問が出てくるから、
言われる方は
あの時、笑ってたのに
何で今になって!って
怖がられてしまいますよ。
何か意見する時も
いろんな人の意見を聞いて
状況証拠を集めてからやっと
動ける方です」
「それって冷静って言うんだよ」
「いえいえ、学生に対しても
すぐに怒れなくて、
よく考えて判断してからじゃないと
注意できないから、
もっとすぐに頭が回転するM先生が
羨ましいですよ」
「そうかな、
私はみおいち先生みたいな方が
失敗が少ないと思うけど」
ないものねだりですね、って
お互い笑いました。
学校や保育園などの
公共の場に意見を伝えるのは
本当に怖い。
私の場合は特に
小心者なので、
嫌だなあと思います。
だけど、
言わないと何も
変わらないから、
勇気を奮い立たせて伝えます。
だけど言われる方は
それがたとえ正論でも
嫌な気持ちになるので、
私は出来るだけ感情で動かずに、
間違えたことを伝えないように、
日々、様々なことを学んで
広い視野を持っておくことが
大切だと思っています。
最近は多忙で目も痛くて
本さえ読めなくて
落ち込んでいたのですが...。
火曜木曜は家で仕事をしているので
お昼ご飯を食べながら
録画しておいた
「カンブリア宮殿」か
「ガイアの夜明け」を
見ています。
これはマーケティングの
授業のネタ作りに。
毎年同じ内容を
教えていても、
少しずつ知識を入れていくと
昨年度の授業で使った
パワーポイントを見て
「なんて分かりにくい授業を
やっていたんだろう」
と、ため息が出て
アップデートできます。
「美の巨人」もよく見ます。
これは着物に関連した
伝統的な美を学ぶために。
...というより、ただの趣味かな😅
着物関連は
YouTubeもよく見ています。
着物の織や染は
幅が広いので。
これも単なる
趣味かもしれませんね😅
YouTubeと言えば
今どきの学生は
動画を見慣れているので、
授業でもYouTubeを使います。
例えば「POP広告」を
ことばで説明しても
よく分かってもらえないので
昨年までは写真で
見せていたのですが、
今年は写真に追加して
学生もよく知っている
ドンキホーテのPOPを
実際に描いているところを
YouTubeで見せました。
やる気のない学生も
興味を持って
見てくれました。
採点など
単調な仕事のときは
YouTubeをかけています。
音楽もそうですが、
中田敦彦さんの
YouTube大学をよく聞きます。
斎藤一人さんも、
英語でリスニングを
聞き流していることも、あります。
最近はずっと
あ〜
学べていないな、と
罪悪感を感じていましたが、
学びって忙しいときにも
質は落ちるかもしれませんが
いろいろ出来るのかもしれません。
余裕のないときは無理せずに
自分の可能な範囲で
学んでいけばいいのかな、と
思いました。
YouTubeやnoteなどの
文明の利器もふんだんに使って、
遊びだか趣味だか学びだか
境界が曖昧な状態でも
きっと積み重ねで
世界は広がって、
そのために人様のお役に立てることが
今の自分よりもう少しだけ
増えるんじゃないかな。
無理せず楽しく
学び続けていきたいですね。